ミトラのブログ 秘境と異世界

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フレディ・スペンサーが語るバイクで速く走る方法

スペンサーは三角定規のように一点で方向を変え、すぐアクセル全開にしている

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https://i.pinimg.com/originals/57/cf/83/57cf83530fe1d0d80a0fb89e7ae2b738.jpgより引用

 

カーブは速度を落とし、一瞬で向きを変える

WEBヤングマシンというネットメディアで去年、フレディ・スペンサーのインタビュ記事が掲載されていました。

フレディ・スペンサーは1980年代にバイクの世界GPで500ccと250ccの2階級を同じ年に制覇した人です。

未だにこの記録は破られていないし、レースが商業化した現在では今後破る人は現れないでしょう。


ホンダのマシンは当時全盛期だったが、ライバルのヤマハもケニーロバーツやエディローソンの全盛期でした。

古い世代から新しい世代に替わろうとしている時期に登場したのがスペンサーで、21歳で史上最年少チャンピオンになった。

そのスペンサーが語ったライディング理論は、今までのほとんどの常識を「間違いだ」と切り捨てている。


スペンサーによると「コーナーを早く走る」つまりコーナリング速度を上げることが最初の間違いで、速度は落とさなくてはならない。

コーナリング速度を上げるとバイクは丸い弧を描いて高速旋回するが、予想より速度が速すぎたら、もう壁に突っ込んでしぬしかない。

丸い弧を描くのではなく三角定規のようにカクカクと折れ曲がったほうが、彼によると最終的に速く走れる。

 

速度より早くアクセルを開けるほうが重要

カクカクと折れ曲がるにはかなり速度を落とさなくてはならないが、一瞬で旋回が終了するため、その後はアクセル全開で直線的に走る。

弧を描くいて高速旋回する方法では、いつまでたってもバイクは傾いていて直線を向かないので、アクセル全開にはできない。

両者を比較するとカクカク旋回は高速旋回にコーナー途中で抜かれるが、アクセル全開の区間が長いので直線で抜き返す。


バイクで高速走行してカーブで転倒する人の多くは、コーナリング速度を上げて弧を描いた結果、曲がり切れずに道路からはみ出すか転倒している。

そうではなく一瞬で旋回できるまで速度を落とし、素早くアクセルを開けたほうが、リスクは少なく速度も速くなる。

これはサーキットでレースをする場合だが、公道でコーナリング速度を上げるのはさらに意味がない。


コーナリング速度を上げるほどバイクは直線的に進み、向きを変えられなくなり対向車線にはみ出す。

無理やり車体を倒して向きを変えたらタイヤが滑って転倒するだけなので、速度超過で侵入したらもうどうしようもない。

このようにコーナリング速度を上げようとするのは、百害あって一利なしというのがスペンサーのコーナリング理論でした。