ポイントカードは最初から値上げしてある分を還元するだけで、むしろ損をしています
https://39.benesse.ne.jp/blog/1929/img/image/IMG_3141.JPGより引用
「カードありますか」問題
国は消費税の景気対策として、カードで払ったときに5%ポイント還元する検討をしています。
それはともかく最近のスーパーでは必ず「ポイントカードありますか?」と聞かれます。
今はなくなったが以前ファミマでは必ず「Tカードありますか?」ローソン系では「ぽんたカードありますか?」と聞かれたものでした。
セブンでも「ナナコありますか?」と聞かれたり「ナナコ作りませんか」と聞かれたことが在りました。
腹立たしいのはこうした「カードありますか?」と聞かれると、それに答えるまで店員は会計してくれない。
まるで客が答えるのが義務かのような横柄な態度で、急いでいる時にはいらいらします。
不思議なのはこうしたポイントカードで店も客も一切利益を得ていないのに、「カードありますか?」と続けている店です。
コンビニ3社が「カードありますか?」を辞めたのは誰の利益にもならないからで、店は手続きや会計時間などで余計なコストを負担します。
一人当たり数秒でも1日、1年、全店では膨大な時間の浪費になり、そのコストは結局客が負担しています。
スーパーも同じでポイントカードで少し得をしても、「カードありますか?」で時間を浪費したコストが商品に上乗せされています。
ポイントカードの運営費は年間ばかにならない筈で、客がポイントで得る還元以上に値上げされている。
ポイントカードが売り上げに結び付くと考えるのも不思議で、コンビニ3社は全て「カードありますか?」を廃止している。
ポイント好きなのはスーパーだが、スーパーの売り上げは20年ほど減少し続けています。
ポイントの分だけ最初から値上げしているのは冷静に考えると分かるので、若い人はうれしくないでしょう。
男性客にとってポイントは迷惑なだけなので、ありがたがるのは中年以降の女性客だけです。
言っちゃ悪いが客全員に「カードありますか?」と聞いている店には将来性がないと思います。