ミトラのブログ 秘境と異世界

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日本の離婚率、本当は10%以下だった

離婚率は夫婦数と離婚数の割合なのに、離婚数を婚姻数で割っても意味がない

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https://www.adire-rikon.jp/special/img/graph_2-1.pngより引用

 

33%の夫婦が離婚している?

すこし前から「日本の離婚率は33%」のような数字がネット上で多く見られるようになりました。

確かに結婚した人数と離婚した人数が3対1なのだが、不自然さを感じたので調べてみました。

婚姻件数60万7000件に対して離婚数21万1000件なので、この数字では約35%になります。


だが今離婚しているのは昨日結婚した若者ではなく、10代から80代まですべての夫婦です。

婚姻件数はかつて年120万件もあり最近まで80万件以上でした。

50年前に結婚した夫婦も含めて年20万人が離婚していて、婚姻数が減ったので見かけの離婚率が高く見えます。


一方で離婚件数も実は減少していて、2002年ごろの29万件前後がピークでした。

婚姻のピークは1972年で離婚のピークは2002年、30年間もの時間差があったわけです。

ちょっと前に流行った「熟年離婚」や夫が退職金を貰ったら離婚して分捕る「定年離婚」も多かったでしょう。


では実際の離婚率はどの程度かというと、全年齢を平均すると年間0.2%くらいです。

分かりにくいがある夫婦が1年間に離婚した割合が0.2%で、80歳まで60年間夫婦だったら一生涯で12%になる。

結婚年齢は25歳から30代前半、平均寿命が80歳くらいなので、日本の夫婦全てが一生で離婚する割合は約10%程度。


日本の夫婦数は約3139万組で離婚数が年20万組とすると50年間で1000万組(2000万人)なので、実際には10%よりも少ないでしょう。

3分の1が離婚などのネット情報やマスコミ情報は大げさも良いところで、3倍以上も誇大です。