ミトラのブログ 古墳と異世界

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投資信託の為替ヘッジ

為替ヘッジは「良い為替変動」も打ち消してしまう

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http://manabow.com/images/trust/chapter6-2.pngより引用

 

為替ヘッジ投信は為替変動を打ち消す

今回は投資の話で、投資信託の海外商品には「為替ヘッジあり」「ヘッジなし」の2種類があります。

ヘッジなしは何も書いていなくて、為替ヘッジつきは「ヘッジあり」などと説明にあります。

この為替ヘッジとは円高円安によって円建ての海外資産変動を防ぐためのものです。


例えば1ドル120円のときにアメリカ株を買って1ドル100円になったら、株価に変動が無くても日本円では2割ほど目減りします。

逆に100円から120円になれば2割ほど増えるのですが、とりあえず損をするのは防ぎたいものです。

為替ヘッジは為替予約というテクニックを使うがここでは省略し、問題点だけを洗い出します。


為替ヘッジには多少のコストがかかり利益が減りますが、為替の影響を受けないメリットもあるので、これは帳消しといえます。

問題は先ほど書いた「100円から120円になった時」、為替ヘッジをつけたままだと損をするのです、

ヘッジ無しなら1ドル100円で買った海外株は、1ドル120円で約20%利益が出ている筈です。

 

円高になったら為替ヘッジを外してしまう

ところが為替ヘッジが為替変動を打ち消すので、1ドル100円が120円になっても、投信の評価額は変わりません。

1ドル120円が100円になった時だけ為替ヘッジをつけて、100円から120円になる時だけ外すような事はできません。

したがって円高が進んだら、自分で手動で為替ヘッジ投信を解約し、新たに為替ヘッジなし投信を組みなおす必要があります。


忙しいようですが年単位であり、最近の円高のピークは2010年から11年、円安のピークは2016年ごろでした。

せいぜい数年に一度であり、こうすることで為替変動で利益を出すのも可能です。