各社は値上げの一方で高級お握りを増やし、単価を上げている
https://www.agrinews.co.jp/img.php?p=42435&i=42435_01.jpgより引用
低価格米が一斉に値上がり
2018年は米価格の値上がりによって、弁当やおにぎり類が大幅に値上がりすると予想されています。
すでにコンビニ各社はおにぎりを値上げしたり、高価格商品を増やして販売価格を上昇させている。
ローソンは去年末に鮭や梅などを値上げしたほか、高価格の具を入れた高級おにぎりを増やした。
ファミリーマートは値上げはしていないが、具に焼肉や惣菜を入れた高級おにぎりの割合を増やした。
セブンイレブンはかなり値上げし、100円程度だった鮭や梅が130円程度になっている。
しかもやはり高級な具のおにぎりを増やす事で、平均単価を上げている。
各社がこのように実質値上げした理由は業務用米が高騰しているからで、背景には国の米政策があった。
国は米余りの対策として減反を行い、コメ生産を減らす代わりに補助金を出していました。
2017年で業務用米への補助金が打ち切られたため、飼料米に転換する農家が続出し、外食向けの低価格米が不足した。
コシヒカリや秋田コマチなどの高級ブランド米は、もともと補助金への依存が少なかったので、大きな影響はないと見られている。
今後も外食米の値上がりは続き、コンビニやスーパーの弁当値上げ、外食店の値上げが予想されます。