わずか1年で巨額債務超過を解消した
http://livedoor.blogimg.jp/jaccounting/imgs/1/4/145bc81b.jpgより引用
債務超過からプラス資本へ
東芝については経営危機が叫ばれていた頃、少し株を買い、利益が出たところでバイクを買うために決済した記憶があります。
もっと持っていて大きく値上がりを待つつもりだったが、注意銘柄で売買禁止になったのは予想外でした。
次から次に想定外の新たな債務が発覚し、東証一部から二部降格になり、上場廃止は当然という報道もされていました。
大した金額ではないのに焦りまくり、注意銘柄が解除されたらすぐ手放したと思います。
2017年12月に180円台だった東芝の株価は現在339円であり、持ち続ければもっと利益が出たと思います。
買った時は自信満々で、必ず復活すると考えていましたが、手放したときにはもうコリゴリという感じでした。
その東芝は2017年3月期に5529億円の債務超過だったのだが、1年後の2018年3月期は2900億円のプラス見通しです。
東芝は半導体事業を1兆円以上で売却するが、監査が済んでいないのでその1兆円はまだ計上されません。
東芝の赤字の大元は米原発企業WHだったのだが、報道によるとカナダの投資会社に保有株を1ドルで売却する。
さらに東芝が保有しているWH関連の債券を2400億円で売却し、これで前期にWH関連で支払った損失を、今期の税金から差し引かれる。
東芝は2017年に電力会社など1兆4000億円以上を支払っていて、差し引くと今期の法人税負担額が4400億円減ります。
この「東芝マジック」によって2900億円のプラス資本になり、2018年以降はさらに1兆円のメモリー事業売却益も入ってきます。