ミトラのブログ 秘境と異世界

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フリーランスが年金免除されるとイデコに加入できない対策

所得189万以下なら国民年金免除されるが、免除されるとイデコなど追加年金に加入できない

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http://nanaeco.com/wp-content/uploads/2015/04/15042401_thumb.pngより引用

 

フリーランスの平均所得は年200万未満

フリーランス(個人事業主)の手取り収入は、売上げを除くと経費と税金で決まります。

売上は運(?)として、経費は一般的には節約するほど良い気がするが、フリーランスは逆になります。

つまりなるべく多くの経費を申告して、税金を少なくすると、同じ売上なら手取り収入が増えます。


個人事業主が事業で収入を得るために使った経費は所得から差し引かれ、所得税や住民税が少なくなります。

所得が少なくなると、連動して国民保険と国民年金支払額も少なくなるので、合計で年間数十万円違う場合もあります。

所得が一定額未満だと国民年金の免除が受けられ、189万円で1/4免除、57万円で全額免除などになります(単身者の場合)


16,490円の月額保険料が半額や免除になるので、かなりの個人事業主が利用していると考えられます。

個人事業主の分布平均所得は200万円以下なので、フリーランスの半分程度は免除基準以下の筈です。

家賃や光熱費、ネット代や交通費、車両代をそれぞれ半分ずつ経費にすると年収400万円でも「所得」は200万円以下だと思います。


というのは個人事業主は38万円基礎控除+青色申告65万円控除で、最初から103万円を所得控除されるからです。

さらに家賃や光熱費他もろもろを半額経費として年50万円以上、さらに医療費や公的保険料も所得から控除されます。

すると多くの個人事業主の税制上の所得は、別にインチキしなくても200万円以下程度になります。

 

年金免除を受けても小規模企業共済には加入できる。

因みに過去に年金免除を受けていても「現在免除されていなければ」イデコも加入できる。

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http://www.smrj.go.jp/doc/kyosai/s_a4h_color_a.jpgより引用

 

国民年金免除でも加入できる共済

ところがこの個人年金免除はありがたい反面、今話題のiDeCo(個人型確定拠出年金)や国民年金基金の加入資格がなくなります。

これらは国民年金を補完するものなので、「お金ないよ」といっておいて「お金余ったから追加で年金加入する」のを国は認めないのです。

iDeCo、国民年金基金は掛け金が全額控除されるので節税に効果があるが、国民年金免除者は加入できないのです。


だが掛け金全額が所得控除される積立金は他にもあり、「小規模企業共済」「経営セーフティ共済」は可能です。

どちらも経営が不安定な個人事業主や中小企業の共済で、掛け金は1,000円または5,000円から月数万円まで可能です。

どちらも前払い制度があって、払った全額が控除されるので、年末に来年の分を一括払いすると、節税になりもちろん合法です。


掛け金は年1回にかぎり変更できるので、毎年余った金を共済に入金すれば、所得控除され税金が安くなります。

注意点は払い込んだときは所得控除され節税になるが、払戻しを受けたら所得になり、納税しなくてはなりません。

従って払戻しは、病気や怪我などでの入院や、事業不振で収入が減ったときなどに行って調整します。