婚活したら合理的に結婚相手を決めれるだろうか
http://brideee.com/bride/wp-content/uploads/2015/06/image26.jpgより引用
重大な事ほど直感で決めている
人はどうでも良い事ほど理詰めや合理性で決めていて、大事な事ほど直感で決めていると話です。
「そんなばかな。大事な事はよく考えて決めている」と思うでしょうが、本当にそうでしょうか?
人生最大の重大事は女性なら(男性でも)結婚だと思いますが、合理的に決めている人を見た事がありません。
恋愛結婚なら「イケメンだから」「気があうから」「意気投合したから」とかせいぜいそんな理由です。
見合いや婚活なら事前に色々なデータを見れますが、所詮データはデータに過ぎません。
その人と結婚して幸せになるかは分からないので、最後は直感で「エイヤっ」と決めるしか無いのです。
相手のデータをいくら見ても、自分にとって良い相手かどうかは数値化できないので、比較もできません。
このように重要な事であればあるほど、データを比較しても優劣が分からないのです。
就職でもその会社が自分にとって良いかどうかは、やっぱり就職してみて初めて分かると思います。
詰まらない事ほど合理的に決める
運よく最高の職場だったなんて事はほとんどなく、実際に働き始めて時間が経って、「こんな筈じゃなかった」と皆思っています。
人生最大の買い物である家を買う時などが最たるもので、いくら情報を集めても、どれが良いのがさっぱり分かりません。
というのは不動産業者はすべて「これが最高、これが一番」という情報を伝えるので、いくら比較しても優劣が付かないのです。
不動産業者によると家を買うとき男性が最も気にするのは「妻の機嫌が良いか」で、妻が気に入れば大抵その家に決めるそうです。
一方妻が最も気にするのは「女友達に自慢できるかどうか」で、最も自慢できそうなキラキラした家を好むそうです。
家という最大の買い物を決めているのは、実は妻の友達に見栄を張れるかどうか、等の下らない理由だったのです。
一方で毎日の買い物をする時には、130円より124円の商品が安いなど、簡単に比較できるので合理的に買う事が多い。
この商品は少し高いけど美味しいから選ぶなど、理由がはっきりしていて理に叶っています。
文房具とか靴下とか、安い日用品ほど合理的に決めれるのに、高価で重要なものほど比較が難しいので、感覚的に決まりがちです。
投資でも小額なら合理的に決めれるのに、金額が大きくなるほど「投資は度胸だ」などと言って度胸試しする人が多いです。