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皆騙されてベストセラーになった「百匹目の猿現象」


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波動や霊で経営は上手く行くという理論で、多くの経営者を信者にしていた

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https://stat.ameba.jp/user_images/20170603/22/mck0126/d5/e2/j/o0530050013952541010.jpg?caw=800

 

「百匹目の猿現象」 に日本中が騙された

今から20年ほど前の1996年に出版されベストセラーになった「百匹目の猿」という本がありました。

著者は船井幸雄という経営コンサルタントで、当時テレビやメディアで大人気の人でした。

「百匹目の猿」の内容を1行で説明すると、『ある日日本中の猿が同時に芋を洗うようになった』という事です。


この場合芋は重要ではなく、文明がある段階に達すると、自然発生的に世界の人々は同じ行動を取ると主張しています。

なんだか良く分からないが、1996年という年にヒントがあり、バブル崩壊で落ち目な日本に阪神大震災が追い討ちを掛けました。

すっかり自信を無くしたところにオウム事件が起こり、人々は怪しい指導者やオカルト理論に夢中になった。


オウム真理教の麻原彰晃は日本の中にオウム国家を作り政府を倒そうとしましたが、そうした社会不安の中で「百匹目の猿現象」がブームになりました。

テレビでは毎週のように100匹目の猿現象を特番で放送し、日本人もこのように別な段階に進化すると言っていた。

ところが後に(実は最初から指摘されていたがマスコミは無視した)100匹目の猿は作り話だと判明しブームは収束した。


この時代にはミスターマリックの超魔術が超能力だと考えられたり、宜保愛子の心霊術が本当の心霊現象としてテレビで放送されていた。

不況や大地震への不安に付け込んで人々を騙していただけなのだが、今も「百匹目の猿現象」で金儲けをしている人達がいます。

セミナー商法や新興宗教で人々を洗脳する定番の理論で、聞いているうちに人類が進化するように思えてきます。


著者の船井幸雄は2004年に亡くなっているが、「百匹目の猿現象」の嘘を指摘されても居直って認めず、最後まで嘘を突き通した。

詐欺セミナーの教祖としては立派だったが、こんなものに大金を払って彼の話を真に受けた人も多い。

波動や霊魂で世界の全てを説明でき、ビジネスや経営も波動でうまく行くなどと教えていた。


彼の本業は経営コンサルタントだが、指導を受けた経営者たちはその後上手く行っているのだろうか?