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複雑な料金プランは比較させない為にある


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新電力のばかげた料金プラン

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http://www.sankei.com/images/news/160330/wst1603300059-p1.jpgより引用

 

人が考えるのをやめる時

人間の脳はコンピュータと比べても極めて優秀ですが、いくつか大きな欠点を持っています。

その一つは集中力が続かないことで、先日米海軍のイージス艦が横須賀沖で貨物船と衝突しました。

イージス艦には当然見張りがいたが、どういう訳かゆっくり近づいてくる貨物船を見逃していた。


人間の脳は素早く動く物には注意が向くが、ほとんど動かないものを見続けるのが苦手にできています。

恐らくイージス艦の見張りも、視界からほとんど動かない貨物船に注意が向かず、避けれないほど接近してから気付いた。

こうした事故はかなり起きているし、普通に歩いていたり自動車を運転する時にも経験します。


脳の別な欠点は「面倒くさいと考えるのを辞めてしまう」事で、例えば電話会社の複雑怪奇な料金プランです。

総務省の指導で少し変わったが、ほとんど誰にも理解できないような、料金プランが並んでいる。

あまりに複雑でAUとドコモとSBのどれが安いのか判断できないが、そうすると消費者は考えるのを辞め、ショップ店員の言いなりになります。

 

脳が活動を止めると、売り手の思う壺

考えても混乱するだけなので、もう比較するのをやめてしまい、ショップの姉ちゃんに言われるままに契約します。

まさにこれが狙いで複雑な料金プランにしているので、思う壺に嵌っています。

非常に多くの商品や契約が、考えれば考えるほど混乱するように作られているのは、消費者を意のままに操るのが目的です。(保険など)


スーパーやコンビニのように分かり易すぎると「A店よりB店が安い」「商品Aより商品Bが安い」と丸分かりになり、それでは高い商品が売れません。

自動車でもオプションや税金、燃料代など同じクラスなら比較できるが、軽と1リッター、HVとEVでは比較できません。

人間の脳は比較できなくなると「考えるのを諦める」という特性を持っていて、「どうでもいいや」と思います。


選挙でも同じで、「金に汚いが常識的な与党」「潔白そうだが何をするか分からない野党」は比較しようがありません。

やっぱり脳は考えるのをやめてしまい、テレビで褒めていた方に投票する事になります。

わざと混乱させて思い通りに操るような商法や手法が、世の中にどんどん増えているのです。