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都議選敗北で外交ポイントを稼ぐ安倍首相


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記念写真で安倍首相は首相として最上位「2列目中央」に陣取った(前列は国家元首と主催国)

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http://www.sankei.com/photo/images/news/170707/sty1707070025-f1.jpgより引用

 

G20に賭けた安倍首相

2017年7月の東京都議会選挙では自民党が結党以来最小議席数になり、国政への影響も懸念されています。

原因は加計問題など自民党そのもののスキャンダルで、安倍首相自身も加計学園の理事長と友人だった。

ここで頑張らないと地方選挙で連敗し、国政選挙でも負けたら安倍首相は退陣が確実になり、過去の日本に逆戻りする。


ドイツでは7月7日からG20サミットが開催され、ここぞとばかりに安倍首相は、得意の外交でポイント稼ぎにかかった。

まずG7直前にベルギーでEU首脳と会談し日欧EPAを大筋合意し、今年中に正式調印する見込みになった。

G20では韓国、米国、ロシア、中国など立て続けに首脳会談を行い、各国首脳との親密さを強調した。


確かにこれだけクルクルと地球を回って、各国首脳と会ってきた日本の政治家は居なかっただろう。

韓国の文在寅大統領とも初の首脳会談を無難にこなし、日米韓首脳会談では北朝鮮への連携をアピールした。

トランプとの日米首脳会談では、米側が貿易不均衡を持ち出したが、協議を重ねる事で合意したようです。

 

加計の穴を外交で?

安倍首相は中国の習近平とも会談し、日中関係改善を求めたが、安倍首相の支持率低下を知っている習は相手にしなかった。

安倍首相がこのまま退陣すれば好都合なので、外交ポイントを与えて助けてやる事はないと考えたのでしょう。

ロシアのプーチンは安倍首相の前にトランプと会談が長引いて、なんと2時間も遅刻して登場した。


おかげで安倍首相が「遅れてすまなかった」と始めてプーチンから謝罪の言葉を引き出した。

日露首脳会談は北方領土の共同開発がメインテーマになり、対立が予想される北朝鮮情勢は話し合われなかった。

ロシアによる極東の対日軍備強化なども話し合われず、合意できそうな共同開発だけを話し合った。


G20後に安倍首相はスウェーデンのストックホルムを訪問しているが、実はスウェーデンは北朝鮮と親しい。

親しいといっても他の国と比べてのことだが、米韓中ロと北朝鮮の非公式会談がスウェーデンで開催された。

日本はこの会合に招待されず「蚊帳の外」だったのだが、安倍首相としては面白かろう筈がない。


スウェーデンと日本は特に親密ではなく、どちらかと言えば疎遠だったが、北朝鮮包囲網の大きな抜け穴になっている。

今回のG20で目立つ成果はやはり日欧EPAで、賛否両論あるものの、日欧共同経済圏に期待するという評価も大きい。

さて加計問題の失点を外交得点で補うことは出来たのだろうか?