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選挙と心理効果のトリック


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鳩山はずっと前からああなのだが、有権者が勝手に美化して投票した

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http://kihachin.net/klog/archives/images7/koenji4.jpgより引用

 

誠実な人と嘘つきな人

東京都議会選挙が約1週間後に迫っていますが、選挙の投票行動はかなりコントロールされています。

有名な比較で、1人はペテン師詐欺師という評判で、学歴詐称や裏ビジネスで資産を蓄え、女たらしで有名だった。

もう1人は誠実な努力家で真面目に兵役をこなし、嘘をつかず質素な生活をし、世間の評判は良かった。


最初の人は「シンドラーのリスト」で有名なシンドラーで、2番目の人は選挙で当選したころのアドルフ・ヒトラーです。

有権者の多くがヒトラーに投票したくなる魅力を持っていたわけで、その結果を予測するのは不可能だったでしょう。

意外な事にヒトラーが政権に就いたとき、多くのユダヤ人富豪達は彼を歓迎し、これでドイツ経済は良くなると考えました。


そのために逃げ遅れた人が大勢居て、もっと早く気づいていたら、楽にドイツから脱出できたのです。

アメリカ人や現代人から言わせると「ヒトラーは嘘つきのペテン師」なのだが、当時は誠実な人柄で評判だった。

という事は誠実で真面目で良い人に投票した人ほど、結果的に悪い人に投票した事になる。

 

選挙の心理トリック

2009年に民主党が衆院選で(参院選でも)圧勝して民主政権が誕生し、日本人の7割以上が支持していました。

ところが2年後には日本人全員が「あれは人生最大の失敗だった」と後悔する事になります。

自民党をやっつけてやると鼻息が荒かった人達は、騙されたと悔しがりました。


鳩山や管直人のほうが、麻生や安倍より「良い人」だと思って投票したのに、なぜいつも騙されるのでしょうか。

選挙には多くの心理トリックが仕掛けられていて、「良い人」を選ぼうとするほど、結局「悪い人」を選んでしまいます。

立候補する人は全員、「良い人」に成りすまそうとするので、最も良い人に見えるのは、一番悪党の可能性が高い。


トリックの一つに「同情を引くと得票が増える」というのがあり、差別や病気などで被害者だった人が立候補して当選するのは定番になっています。

事件などの被害者を支援する人も同じように同情票が集まり、最近ではどの政党も同情を集めやすい候補者を用意している。

学歴や経歴が立派なのも心理トリックで、以前高卒で派遣労働者の立候補者がどこかで立候補したが、落選していました。

 

有権者は立候補者なんか見ていない

高卒派遣より東大卒で官僚を経て民間に天下りした人の方が、中身は猿でも票が集まります。

これは人々が肩書きや経歴を見て「東大の権威=候補者」のように錯覚するからだと言われています。

つまりほとんどの人は、立候補者の肩書きを見て投票していて、本人の顔すら良く見ていないのです。


2009年に民主党が圧勝したときも、2012年に安倍自民が圧勝したときも、有権者は「民主党」「自民党」というだけで投票していました。

ブームに乗ったグループに所属してさえいれば、貴方でも私でも国会議員になれたでしょう。

またテストでは有権者は「最も多く名前を聞いた候補者」に中身に関係なく、もっとも多く投票するのが判明しています。


面倒な政策を語るよりも、マスコミや宣伝カーで名前を連呼するほうが、投票は増えるのです。

また有権者は名前を覚えて「投票しようかな」と考えると候補者の欠点から目を背け、美点だけを見ようとします。

鳩山由紀夫はずっと前からああいう人間だったのに、有権者は欠点を見ようとせず、いい所だけを評価して投票しました。


さらに民主党ブームのように社会現象になると、津波のような圧力で批判は押し流されて、マスコミや人々は美点だけしか話さなくなります。

マスコミが褒めている政党や候補者ほど、注意して欠点を見ないと民主党みたいな目に遭います。

2大政党制というのがありますが、人間の脳は機能として2つのうちどちらかしか、正しく選択できません。


3つとか5つとか12とか、数が増えれば増えるほど、どれが正しいか判断できないのが人間の脳なのです。

少数政党の乱立がばかげた結果になり易いのはこのためで、政党の数は少ないほうが良いとされています。