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投資の法則の多くが根拠無しという研究結果


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リーマンショックの頃、ジブリアニメが放送されるたびに、10円単位で円高が進行し日経平均が下落した。

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ジブリの呪い・ジブリの法則とは? FX用語(都市伝説編) http://fx初心者バイナリーオプション.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/image0021.jpgより引用

 

相場に法則はあるか

投資にはアノマリーと呼ぶものがあり、説明できない非科学的な法則を差す場合が多い。

アノマリーは社会の様々な場面で適用され、超常現象や迷信もアノマリーの一種とされている。

古い農村では「蛙が鳴くと雨が降る」のような怪しい法則がやたらと多いが、投資の世界でも似たような言い伝えがある。


こうしたアノマリーについてWSJが、大学教授らが真面目に研究した論文についての記事を掲載していました。

論文はオハイオ州立大のケウェイ・ホウ教授とルー・チャン教授、シンシナティ大のチェン・シュエ教授の3人によって発表された。

名前から想像すると3人とも中国系のようだが、447のアノマリー手法について詳細な検証を行った。


その結果は、ほとんど売買されない低位株には影響が見られたものの、活発に売買される銘柄では影響はなかった。

つまり誰も売買しない間はそれらしい法則性が見られるものの、いざ多くの人が売買し始めると、その法則性は消えてしまう。

3人の教授は、アノマリーを考案した研究者が、適当な法則性を考案しては、それらしい実例を都合よく利用してきたと批判した。


論文ではそれほど多くないものの、447のアノマリーには、現実に実証された事例もあったとしている。

ただ確認されたアノマリーは小さな変動率で、よほど巨額な投資をしている場合以外は、関係がなさそうだとしている。

ゴールドマンサックスは1兆円を越える投資を毎日繰り返しているが、そうした場合は変動率が僅かでも、かなりの利益が出る。

 

都市伝説か法則か

だが一般の人が数十万円や100万円などをアノマリーを根拠に投資したとしても、利益は手数料で消えてしまうようです。

WSJでは過去にうまくいったように見える手法で、利益を上げることは出来ないと結論付けている。

さてアノマリーの中には日本で広く知られているものもあり、「ジブリの法則」というのがこの10年ほど受けました。


某掲示板が始まりらしいが、金曜ロードショウでジブリのアニメが放送されると、高い確率で円高になり、翌日日経平均が下落する。

これはサブプライムショックやリーマンショックの頃現実に起きていて、紅の豚や魔女の宅急便の音楽に乗って、どんどん円高が進んだ。

また「ゴールデンウィークは円高」「クリスマスの法則」「3月の法則」「盆休みの法則」など一年中何かの法則がある。


明確に当たることは稀だが、数年に一度でもその通りになると、「やっぱり法則は本当だった」と復活するのでした。

野球の巨人軍に渡辺恒夫という名物オーナーが居て「巨人が優勝すると日本株が上がるから、毎年優勝するべきだ」と言っていました。

アノマリーなのか「有事のドル高」というのもあり、最近は「有事の円高」がとても多いです。


これらは都市伝説と同一の場合もあるし、根拠がある場合も含まれています。