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トランプ大統領が弾劾失職の可能性高まる


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捜査を妨害するためFBI長官を解任したのは決定的だった

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https://images1.persgroep.net/rcs/dLp-PXuQ5hNDR_YHyCIcrUTAZHY/diocontent/105782070/_fill/1200/630/?appId=f215d2ebdcdad4aa3dc78550c5970d02&quality=0.80&format=jpgより引用

 

ロシアに秘密漏洩?

トランプ米大統領は複数の疑惑がもたれており、議会や司法からの追及は狭まってきている。

政権よりで有名なワシントンポストは日本の読売新聞のような位置づけだが、5月15日に大統領がロシア外相に重要機密を漏らしたと報道した。

大統領は5月10日にホワイトハウスでロシアのロマノフ外相と会談し、IS(イスラム国)の秘密の情報をうちあけた。


情報はアメリカの同盟国が提供したものだったが、同盟国の承諾は得ておらず、情報提供者が脅威にさらされる恐れがあるとしている。

シリアのような紛争地域では内通者や情報提供者が重要な役割を果たし、情報源が知られればその情報ルートは2度と使えなくなり、協力者は消されるかもしれない。

ロシアはシリアのアサド政権を支援しているが、アメリカなど西側諸国はアサド政権と対立し、反政府勢力と協力している。


トランプ大統領がロシアに情報を提供したことで、情報提供者が反政府側だった場合は、アサド政権の標的になるでしょう。

ホワイトハウスは周知の事実しか話していないと反論したが、ワシントンポストは情報提供者に危険が及ぶ可能性があると再反論しました。

トランプ大統領の疑惑はこれが始まりではなく、大統領選以前から、ロシアとの不適切な関係が指摘されていた。

 

大統領選の最中にロシア大使と接触

トランプ氏は実業家時代にロシアを訪問し、その時に「不適切な映像」を撮影されるなど、ハニートラップに引っ掛かったとされている。

2016年春から秋の大統領選挙期間中に、選挙参謀や娘婿らが駐米ロシア大使と何度も面会していました。

同じ期間に欧州や日本の駐米大使とは接触していないので、一体何の用件でロシアに接触したのかが話題になっている。


大統領選挙が行われていた2016年夏から秋にかけて、アメリカではロシアが犯人と噂されるサイバー攻撃が頻発しました。

そして政府の捜査資料からヒラリー候補のメールが大量に流出し、世間の注目が集まり、FBIはヒラリーを再捜査すると発表しました。

これが投票日の2週間ほど前の事で、世論がヒラリーから離れる決定的な役割を果たしました。


つまりロシアはトランプ候補と何らかの取引をして、見返りにヒラリーを落選させるため、サイバー攻撃した疑いをもたれています。

トランプ大統領はロシア疑惑を追及するFBIと対立し、5月9日にコミーFBI長官を解任すると、メディアが一斉に問題視し始めた。

例えば安倍首相と昭恵夫人が森友問題を追求されて、目障りな法務大臣を解任したというのに近い。

 

弾劾裁判は開かれるか

さらにトランプ大統領はコミーFBI長官との会話を「録音した」とツイッターで示唆したが、これは米国では違法な疑いがある。

というのは各州によっては、会話した全員の合意がなければ録音は違法だからで、相手の所在地によっては罪に問われる行為です。

米議会も問題視する議員が増え、ロシアのスパイだったと疑惑が持たれているフリン前トランプ大統領補佐官に召喚状を出した。


同時にコミーFBI長官にも召喚状を出す可能性があり、大統領の弾劾にむけて動き出しました。

弾劾は連邦議会上院が弾劾裁判を開くか決定するが、トランプが所属する共和党が多数なので、通常であれば否決されます。

だがトランプは共和党と対立してきたうえに、疑惑の拡大で共和党議員も庇いきれなくなっている。


トランプ大統領の支持率は報道によると40%を切っていて、就任4ヶ月目としては異例の低さとなっている。

良く比較されるのが1972年に起きたニクソン大統領の盗聴、「ウォーターゲート事件」でニクソンは就任後2年間粘った。

結局のところ盗聴に大統領が関わった証拠が無く、弾劾もされなかったが、この事件をニクソンが「もみ消した」という事実だけは確認された。


クリントン大統領は1998年に実習生との不適切な関係で弾劾裁判が開かれたが、すぐ謝罪して否決されている。

おそらくトランプ大統領もロシアとの「不適切な関係」は証明されないが、もみ消しにFBI長官を解任したのは猛反発を買っている。

弾劾裁判が開かれるかは五分五分の情勢で、もしかしたらトランプは来年には失職しているかも知れない。