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格安SIMの通信速度はなぜ遅くなる


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速度は業者の通信帯域と、近くにいる同じ業者の利用者数で変化する

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格安SIMはなぜ遅くなる

格安SIMを使っている人は多いと思いますが、自分もOCNモバイルONEを使用しています。

月の利用料は1,100円で3GBまでスマホ使い放題で、テザリングによって外でPC使用ができ、音声通話は別料金だがとにかく安い。

場所や時間によって「もっさり」速度になるが、ほとんどの条件では支障なく使用できています。


ところが最近「フリーテル」という格安SIM業者が、「業界最速」という誇大宣伝で消費者庁から指導を受けていました。

フリーテルは他社より高速で繋がりやすいとしてCMやネット広告に表示していたが、そのような事実を確認できなかった。

また格安SIM業界第一位を売り文句にしていたが、これも実態がなく、最近の業界一位は楽天で、2位はOCNでした。


さらにフリーテルはラインやアップルストアなど人気アプリの通信が無料でできると謳っていたが、実際には有料の場合があった。

この中で問題になっているのが通信速度を業界最速と表示していた件で、実際には他社より遅かったという指摘がでている。

格安SIM(MVNO)は大手キャリアの通信回線を購入して分割しているので、キャリアより早いとか同じというのは在り得ない。


だが業者の巧みなイメージ戦略によって、キャリアスマホと同じ速度で、料金だけ安いと思っている人もいる。

MVNOはキャリアから通信帯域を購入し、キャリアより細かく分割して契約者に割り振ることで、低価格を実現しています。

大手キャリアは一部の人を除いて通信容量が余っているので、いわば余ったものを他社に売却しているといえる。

 

新興格安SIMは速度がガクンと落ちる

通信帯域が多いと通信速度が早く容量も大きくなるが、通信帯域が少ないと、低速で通信容量も小さくなります。

MVNOの「速い、遅い」はその業者が購入した通信帯域と、契約者数の比率によっておおよそ決まります。

例えば業者がミカン100個を仕入れて契約者10人に配ったら一人10個なので通信速度は「10」になります。


ところが同じミカン100個でも契約者が100人だったら、割り当てはミカン1個ずつになり、通信速度は「1」という事になります。

購入した通信帯域が少なくても、契約者数が少ないなら高速になり、多く購入しても契約者が多ければ低速に成ります。

また場所や時間によって同じ業者の利用者が狭い範囲に集中すると、やはり低速になってしまいます。


このようにMVNOの通信速度は単純にどの業者が速いとは言い切れず、以前は高速だったのに、契約者が増えて低速になる場合があります。

逆の場合も有り、以前は低速だったのに通信帯域を増やしたら高速になる場合が在り、常に変化しています。

一般的に言って新興業者で通信速度を売りにしていた業者は、その後契約者数が増えると速度が「ガクン」と落ちる傾向があります。

OCNのように既に実績のある業者では、遅いなりに安定しているような状態と言えるでしょうか。