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選択肢が多すぎると脳は誤作動を起こす


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選択肢が多すぎると、何が欲しかったのかすら判断できなくなる

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https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fwww.lifehacker.jp%2Fupload_files%2F130422moneyhack002.jpg&twidth=1000&theight=0&qlt=80&res_format=jpg&op=rより引用

 

メニューが多すぎるラーメン屋

何か重要な事をいくつかの選択肢から選んで、決定しなくてはならない場面があるとしたら、正しい決断をする自信があるだろうか。

例えばラーメン屋に入ったとして、味噌、醤油、塩の3種類しかなかったら話は簡単で、わたしなら醤油を選ぶでしょう。

だがこれに「とんこつ」と「とんこつ醤油」「とんこつ塩」が加わって、それぞれチャーシュー麺を選べたら大変な事態になります。


近所のラーメン屋ではさらにキムチ、わかめ、ネギなどのトッピングを選べる上に、ニンニクの有無、それぞれ大盛りを選択できる。

さらにうっとおしい事に「ラーメンセット」なる物があって、ゴハンとセットになっていてバラバラ注文より割安になる。

その上でカレーライスと「つけ麺」のメニューがある上に、メンマとチャーシューを皿で追加できる。


面倒くさいので普通の醤油ラーメンにネギかワカメを載せた物と決めているが、初めて入って正しい決断ができたら、かなり決断力がある人です。

保険でも投資でも、大抵は数十あるいは数百ものメニューから選べる上に、オプションとして無限の選択肢が用意されています。

すると人間の脳は自動的にパニック状態に陥って、99%以上の確率で間違え、正しい答えを選べなくなります。

 

選択肢が増えるほど、下らない物が欲しくなる

個人的に最近バイクを買いましたが、下調べで「125ccの新車が最も得だ」と分かっているにも関わらず、選択肢が増えるに連れてわからなくなっていきました。

125ccの中古だと半額で買えるが、年式や走行距離を考えると新車で買う方が年間では安くなるのが分かっていました。

バイク屋を見て回るうちに「125ccの新車を買う値段で、250ccの中古が買えるな」と思い、選択肢が増えていきました。


この手の商品は必ず、排気量が大きいほうが立派でかっこ良く、性能も数段上なので、比べれば比べるほど大きいのが欲しくなります。

すると125ccのスクーターと事前に決めていたのに、「250ccか400ccのスポーツバイクも買えるな」などと考え始めます。

こうして選択肢の迷宮にはまり込んで、いい加減頭痛がしてきたので、最初の計画通りに125ccの新車スクーターを購入しました。


パソコンでも自動車でもカメラでも、予算や欲しい商品のイメージを決めていたのに、選択肢が増えると頭が混乱すると思います。

脳が誤作動すると制約が外れてしまい、予算10万円と決めていたのに20万のを買ったり、最初の予定と大きく違うものに決めてしまいます。

売る側は脳の規制回路をショートして、より多く金を使わせるために、必要の無い選択肢をどんどん増やしていくのです。

 

消費者トラップ

中古車屋とかバイク屋で何百台もの候補を次々に見ていると、頭の中が大混乱して、自分は一体何を欲しかったのかが分からなくなります。

選択肢が無限に増えた状態では、最初は検討にも値しないと思えた、「最も下らないもの」が輝いて見えるようになります。

バイクの例では最も維持費が高額な400ccの中古バイクとかが、「これも買えるじゃん」とうっかり買ってしまいそうになります。


医療保険とか地震保険とか、あの手のものをテレビやネットで宣伝しまくっているが、情報を集めるほど「くだらないもの」に加入したくなります。

保険商品は必ず保険会社が儲かるようになっていて、統計的に客側が儲かることは、ほとんど有りません。

つまり高額保険に加入するほど、加入者は必ず損をする事が決まっている、いってみればパチンコみたいな商品です。


パチンコはお金をつぎ込むほど損が拡大するし、保険も原理は同じなのだが、情報を集めると加入しないといけないような気分になってきます。

投資も同様で、情報を集めて選択肢を増やすほど、判断を間違えて巨額損失の元になっていきます。

「消費者の選択肢が増える」という言葉をマスコミは大好きですが、それ自体が消費者を引っ掛けるトラップになっています。

人間が正しく比較して判断できるのは、2つの選択肢までだと言われています。