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投資は悲観的なほど良い できるサラリーマンは投資家に向かない


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真剣勝負では大敗したら全てを失うから、臆病でなくてはならない

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http://i.huffpost.com/gen/1454758/images/n-STOCK-JAPAN-large570.jpgより引用

 

仕事ができ過ぎる人は投資に向かない

一般社会、特にサラリーマンや企業家として成功する人と、投資家として成功する人のタイプは違うという話です。

会社員として評価が高い人というと、バリバリ仕事ができてリーダータイプで部下の信頼が厚く、上司も一目置くようなタイプでしょう。

取引先との交渉では得意の押しの強さを発揮して有利な条件で契約し、決断力もあり「あの人ならなんとかしてくれる」と頼られるような人が居ます。


社内のエース的存在で、将来は会社の幹部として経営陣から宿望されているうえに、女性にもモテまくっていたりする。

まったくもって羨ましい「バリバリタイプ」なのだが、彼らが独立して起業家として成功するかというと、甚だ疑わしい。

さらに投資家としてこうした「社内エース」が成功する可能性は、残念ながらほとんど無いと思います。


会社から離れてしまうと社内や社外で築いてきた人脈、人望といったものは無意味になり、数ヶ月でほとんど縁が切れます。

会社員時代に「独立したら応援するよ」と言ってくれた人達は、本当に独立したら面倒を見てくれたり、仕事を回してくれたりもしません。

まして投資家となると、サラリーマンとして成功した体験が、むしろ足を引っ張るでしょう。


Wバフェットの名言の一つに「投資家は仕事で失敗するとお金を失う唯一の職業」というのがあり、実際はもっと過酷です。

投資家をボクシングとすると、リングに上がって敵を倒した時だけお金を貰い、負けた時は自分のお金を失います。

現実のボクシングすらこれほど過酷ではなく、試合しただけでファイトマネーを貰えるし、スポンサーが支援してくれたりします。

 

投資はボクシングより過酷

以前からずっと不満に思っているのが銀行や証券会社の「プロディーラー」を名乗っている人達で、一体どこがプロなんだと感じる事があります。

我々個人投資家は全責任を自分ひとりで負い、負けたら自分の金が減り、追証になると借金まで背負います。

ところが「プロディーラー」が賭けているのは客の金か会社の金で、負けてもビタ一文払わず給料やボーナスまで貰っています。


2005年12月8日にみずほ証券の「プロディーラー」が61万円1株売りを、1円61万株売りと誤発注して400億の損失を出した。

業務上のミスなので個人責任はなく、その後退社したようだが、賠償金を請求されることも無かった。

こんな大甘な世界が「プロディーラー」で、個人が背負っているリスクとは比較にもならない。


個人投資家の中には、負けたら破産、夜逃げか一家心中のような人が大勢いるし、実際そうなった人も数え切れません。

そに比べて「プロディーラー」は他人の金で投資して負けても自分のお金は減らず、会社から給料をもらえるのです。

こんな人達が本を書いたりセミナー教室を開いて投資を教えているのだが、教える側と教えられる側を入れ替えた方が良いと思います。

 

真剣勝負に努力家は通用しない

個人の投資は真剣勝負であり、負ければ全財産を失って駅のホームから身を投げる事になる、そういうゲームです。

会社でエリートサラリーマンだった人も、失敗したら会社がカバーしてくれていたから、自分はリスクを負わずに活躍できたのです。

個人投資では一回でも大きく負ければそれで終わり、全財産を失うので「次のチャンス」なんかありません。


という事は押しが強い人、大胆で決断力がある人、自分は仕事ができると思い上がっている人ほど、早く大敗して退場します。

投資では「諦めたほうが勝ち」で、決断力がなく、慎重に考えてぐずぐずしている人の方が、むしろ良いのです。

決断力があり諦めない人ほど投資で大損をするのは昔からの法則で、諦めないから損切りせず、どうせナンピンを繰り返して破産します。


投資家にとって「諦めない」のは最悪の資質で、すぐに諦める「負け犬タイプ」の方が向いています。

俺はこの投資で勝てるはずだ、と必死に勉強してセミナーに通い、全財産を使い果たして借金までする「頑張り屋さん」が大勢居ます。

「すぐに諦める」、「ダメだと思ったら逃げてしまう」人のほうが、明らかに真剣勝負で生き残る確率は高い。


プロディーラーを名乗っている人達は、真剣勝負ではなく会社の金を使っているから、無責任な事を言えるのです。