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積み立て投資は長期積み立てほどリスクが増す矛盾


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同じような容器にタマゴを分散しても、同じように割れていまう。

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株や土地は数年ごとに暴落する

短期投資と長期投資のどちらが安全かと言えば、多くの人が長期投資と答えると思いますが、絶対とは言い切れません。

それは長期投資の最後で相場が暴落したら回復できないことで、例えば1970年から長期投資して1990年ごろ終えるとします。

バブル崩壊は1991年なので運が良ければその前に投資を終えて現金化しているが、少し遅れたら大打撃を受けます。


株価だけではなく地価も暴落し大企業がことごとく赤字を出したので、国債以外のどんな投資をしても資産が半分になったでしょう。

その後も1995年には阪神大震災と1ドル79円の超円高、1997年にはアジア通貨危機、2001年はITバブル崩壊と9.11が起きた。

2007年にはサブプライムショック、2009年にリーマンショック、2011年に東に本題震災と1ドル76円の超円高が襲った。


2013年から現在まで比較的平和ですが、2002年から2006年までも平和だったのを考えれば、先行きの保証は無いのが分かります。

20年30年と毎年コツコツ利益を積み上げてきても、最後にドカンと大暴落したら資産が半減するかも知れません。

積み立て投資も同じで、10年間積み立てて最後にリーマンショックで大損した人が、きっと居たでしょう。


長期投資や積み立て投資が万能でも絶対安全でもないという事が、分かったと思います。

ではどうすれば積み上げた資産を守れるかというと、一つには暴落時でも値下がりしないもので、少なくとも資産の半分を運用する方法があります。

銀行の定期預金などの現金が最も良いのですが、日本国債で運用するという方法があります。

 

国債をバカにすると国債で泣く

最近日本国債はゼロ金利やマイナス金利で、はっきり言えば投資しても儲からないが、相変わらず多くの金融機関は日本国債を購入しています。

その理由は経済危機でも日本国債は値下がりしないからで、むしろ不況の方が僅かに値上がりする傾向があります。

好景気のときは銀行預金や国債は投資対象として魅力がないのだが、不況や経済危機で真価を発揮します。


米国債や外国国債もやはり不況時のほうが値上がりするが、経済危機が起こると円高になるので、米国債などは為替差損で目減りしてしまいます。

それを防げるのが為替ヘッジ付き外国債券ファンド(投資信託)で、不況時に資産を守る意味から外せない。

分散投資している人の中には最近、「債券は利回りが低いので無意味だ」と言って投資対象から外す人が多く居ます。


すると全額を株とか土地とか資源に投資することになりますが、それらはどれも経済危機で暴落する物です。

数年間の経済危機を乗り越えると、多くの投資相場は回復するので、その数年間を乗り切る事が重要です。

債券投資に半分以上、株など不況時に下落する投資は半分以下に抑えるのが、長期にわたって利益を上げ続けるポイントと言えます。

 

定期的にリバランス

もう一つの考え方は積み立て投信などを定期的にバラしてしまう事で、長期間積み立てるほど分散効果がなくなるのを防ぎます。

毎月1万円ずつ積み立てたとして5年後には元金だけで60万円、10年後には120万円にかなりの利子が付いています。

1年目に暴落するのと10年目に暴落するのでは受けるダメージに大差があり、長期間積み立てるほど分散効果がなくなります。


なので1年とか数年おきに解約してしまい、全体の投資バランスを組みなおすとか、また積み立てなおしてリスクを減らす必要があります。

これを投資のリバランスと言い、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式を25%ずつと決めたら、常にそうなるようにバランス調整をします。

自分は外国債券が多いほうが好みですが、仮に債券6、株式4と決めたら、やはりそうなるように定期的に調整します。


定期的にリバランスする人としない人では、運用成績で差が出るのが確認されていて、1年に1回チェックするだけでリスクを下げる事ができます。

株の銘柄選択は統計的に利益を生まないとされていて、個別銘柄の売買に力を入れるのはあまり意味のある行為ではない。

利益が出ているなら続ければ良いが、株だけに運用が偏っていれば、いずれ経済危機で大打撃を受けるでしょう。