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株と債券の「分散投資法」で不況でも年5%の利益を得る


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不況になると一斉に値下がりするものに「分散」しても無意味

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https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iP3yrS63ay7Q/v0/488x-1.jpgより引用

 

株の分散投資は無意味

投資をしていて困るのは多くの相場が同時に下落するような展開の時で、市場が凍りついたような下げ相場になります。

日本株と同時に為替も円高が進行し、土地価格や不動産投資もマイナス、海外市場も全部下げになります。

世界市場は連動しているので全世界同時下げで打つ手なし、といった状況になります。


サブプライムからリーマンショック、3.11までがこういう展開で、多くの投資家は何をやっても負けた筈です。

こういう時のために分散投資しているのですが、多くの分散は同時に多数の損失を出し「損失を分散」しているだけです。

株式銘柄を数十種類も買い、ETFに投信に外貨預金にFX、REITに金や銀、不動産投資もやって全部同時に損失が出たのではないでしょうか。


不況の時はまず為替相場が円高になり、日本株が下がり、連動して不動産も下がります。

円高なのでドル建ての海外投資も赤字になり、金銀や石油価格なども下がり、ありとあらゆる価格が同時に下がります。

バイトの求人募集の時給まで連動して下がり、まさに踏んだり蹴ったりで、上がるのはNHK受信料だけです。


つまり多くの投資本で推奨してる「分散投資」なんか全く無意味であり、百害あって一利なしと断言できます。

ある有名ディーラーはリーマンショックの円高不況の頃に本を出版し、「投資をしない事が最良の投資です」と書いていました。

では同時下げ相場は何をやってもムダなのかと言うと、ツボを抑えて的確な分散投資をすれば、資産を守って利益を上げる事が可能です。

 

効果がある分散投資とは

市場のメカニズムであらゆる価格が同時に下げているとき、たった一つ上昇するものがあり、それが債券価格です。

証券会社のメニューに「債券投資」や「債券投信」があり、多くの人は開いた事すら無いと思います。

債券は株ほど派手な値動きをしないし、仕組みも良く分からないのでやらない人の方が多いでしょう。


また日本国債は低金利なので、債券=儲からないと考えている人が多いです。

だが債券の「金利」はわずかしか変動しないが、「債券価格」は株価以上に大きく動く事があります。

そして債券は株価と逆の値動きをする特性があり、米株が下がると米債券は上昇、日本株が下がると国内債券が上昇します。


そして不況の時は株価が下がるのに対して、債券は上昇し利益を生み出す事が多いのです。

一例として1990年から2001年まで日本株は平均10%ものマイナスを続け、株価は3分の1以下になってしまいました。

この期間の日本国債は平均4%前後の利益を出し続け、日本株と日本国債両方に投資した人は、少ない損失で済んでいました。


どう考えても資産全額を日本株だけ持っているより、「日本株+日本国債」にしていたほうが、打撃は小さく済みました。

さらに同じ1990年から2001年までの期間に外国債券は年10%近くの利益を出していて、外国株式も平均10%前後の利益を出していました。

するともし「日本株+日本国債+外国株+外国債券」に分散していたら、バブル崩壊後の10年間でかなりの利益が出ていた事になります。

 

不況の時でも利益を確保する方法

これが本当の分散投資で、やみくもに色々なものに投資するのではなく、的を絞って的確に分散します。

1990年から2001年まで「日本株+日本国債+外国株+外国債券」の4つに投資した人はバブル崩壊の大惨事に関わらず、年平均5%台の利益を出していました。

リーマンショックから3.11まで超円高が進行し、日本株に加えて外国株はもちろん外国債券も大きく値下がりしました。


これに対して日本国債はリーマンショックで打撃を受けなかったが、さすがに日本株、外国株、外国債券のマイナスを埋めるほどではありませんでした。

ではもしリーマンショック以降に「日本株+日本国債+外国株(ヘッジ)+外国債券(ヘッジ)」という組み合わせで投資していたらどうだったでしょうか。

ヘッジは為替ヘッジ付き投資信託のことで、為替変動による差損を極力抑えるようにしたファンド運用の事です。


ヘッジ付きでも為替の影響は完全にゼロにはならず、ヘッジする事で利回りが低下しますが、円高による打撃に比べれば無視できるレベルです。

するとマイナスなのは「日本株+外国株(ヘッジ)」となり外国株の下落は為替ヘッジによって緩和されています。

「日本国債+外国債券(ヘッジ)」は株価と逆の値動きで上昇し、為替ヘッジによって外国債券もプラスだった筈です。


「日本株+日本国債+外国株(ヘッジ)+外国債券(ヘッジ)」という組み合わせでは、バブル崩壊でもリーマンショックでも3.11でも、プラスで終える事ができた筈です。

ただし債券と株価は逆相関なので、アベノミクスや小泉景気では、株価の上昇率ほどには儲からなかった筈で、やや悔しい思いをしたでしょう。

長期的にはこうした株と債券の分散投資のほうが、不況で大打撃を受ける投資よりも、資産を増やす事ができるでしょう。