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トランプと日米首脳会談 ドル円と株価はどうなる


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ワシントンに旅たつ安倍首相

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http://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/02/09/20170209hpj00m010002000q/9.jpgより引用

 

日米首脳会談と相場のゆくえ

安倍首相は2月10日に渡米し、ワシントンでトランプ大統領と首脳会談に臨む。

大統領戦後、就任前にトランプタワーで非公式に面会した事があり、会うのは2回目になります。

トランプ側からは就任前後に自動車輸出を巡って日本を批判する発言があり、貿易戦争を懸念する声も出ていた。


2月10日時点では米国内への投資などを好感してドル高、米株高にあり、つられて円安、日本株高で推移しています。

自動車貿易、円安批判などを警戒した安倍首相は、日本の公的年金を使った米国への投資を検討していると報道されました。

だが考えてみると日本円の公的年金を米ドルに変えて投資すれば当然円安ドル高になるわけで、大規模な為替介入になります。


米国が国内で投資をすれば自動的にドル高になるが、日本が加わればさらにドル高に拍車が掛かります。

これは米国の貿易にとっては悪材料で、日本や中国からアメリカへの輸出は増え、貿易赤字は拡大します。

アメリカの貿易赤字を減らすのはドル安にする方が良い、というよりドル安にしない限り貿易赤字は減りません。


米側は首脳会談で貿易は最大の課題ではないと言いながらも重視していて、「具体的な成果」を求めるでしょう。

80年代や90年代の日米貿易摩擦では、のらりくらりと逃げ回る日本側にアメリカは、「輸入の数値目標」をつきつけて来ました。

トランプが特に問題視している自動車で、いずれアメリカ車の輸入ノルマを持ち出す可能性は高い。

 

トランプは「友人」になってもビジネスでは厳しい

日本人はアメ車なんか買わないとか、日本人の好みに合わないという話もあるが、トヨタやホンダも「アメリカで生産」しています。

アメリカだけで生産している車種も多く、特に大型車や大出力の車は米国での生産比率が多い。

V型8気筒6リッターの大型ピックアップが売れ筋で、日本では考えられないほど税金が安い。


5リッターや6リッターの車を日本で所有すると税金だけで何十万円もかかるが、アメリカでは軽自動車並みと言われています。

アメリカ側から見ると日本はトヨタを保護する為に不公平税制や規制を張り巡らして、アメリカ車を排除している。

車検制度と免許制度も問題で、2輪車では露骨に大型免許を取得できないようにしています。


まあアメ車の税金をカローラと同じにしても売れまくるとは思えないのだが、ジープや大型車の減税は必ず要求してくるでしょう。

先日トランプはハーレーの大型バイクをホワイトハウスに並べて「アメリカの象徴であり誇りだ」と賞賛しました。

これが意味するところは「世界の人々がハーレーを買うべきだ」という事で、日本にも「不公正な制度」の撤廃を求めてきます。


トランプは自分が所有しているフロリダの別荘に自費で安倍首相を招待する事にしていて、出だしとしては雰囲気は悪くない。

だが同じように親密だった中曽根とレーガン、小泉とブッシュでは、米側はヘラヘラしながら厳しい要求を日本に突きつけてきました。

トランプもレーガンのように親密さを演出しながら、安倍首相に厳しい要求を突きつけるでしょう。