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ネット自営業(フリーランス)の開業から確定申告の準備


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申告ソフトは「初心者でも簡単」と書いてあるが、完全な初心者だとそれなりに難しい

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いくら儲けると確定申告が必要か

ネットで収入を得て金額が増えていくと、いつかは確定申告して納税しなければならなくなります。

例えばヤフオクとかでも年間20万円以上の所得(利益でも売上げでもない)を上げると課税対象になります。

給与所得以外に20万円以上の所得があると課税されますが、「所得」って分かり難いですね。


売上げが30万円だったとしてもネットオークションだと10%程度の参加料が、売上げ手数料などの名目で掛かります。

送料込みだったらかかる費用や梱包財の費用、あて先を印刷するプリンターやインク代も掛かるかも知れません。

オークションを始める前にハウツー本を購入したり、売るものを仕入れるために交通費が掛かる場合もあります。


それら全てを利益から差し引いて残ったのが「所得」で、売上げと比べて案外少ない場合が多いです。

どこかで仕入れた物をヤフオクで30万で売ったとして仕入れに20万、何だかんだで5万円掛かったら、所得は5万円という計算になります。

売るために仕入れた物ではなく、自分の所有物を売ったときは、それがいくらであろうと課税対象になりません。


まあフェラーリを2000万円で買って、数年後に3000万円で売れても非課税なのかは分からないので、一般論としておきます。

「生活用動産」の売却による利益は非課税であると、国が定めているので申告も納税も必要ありません。

中にはこれを拡大解釈する人が居て、一切申告しない人もいますが、「儲ける為」に仕入れて20万円の所得があると確定申告が必要です。

 

ブログやサイト運営の納税

物を売るのではなくブログやサイト運営で報酬を得た場合は、広告会社から銀行振り込みで支払われるので話は簡単です。

パソコンやスマホで文章を書いたり写真を載せるだけなので経費はあまりかからず、年間20万円+経費の売上げがあったら納税しなくてはなりません。

20万円を少し超えたくらいで税務署員が家に来たりはしませんが、金額が200万円や300万円になると話が違ってきます。


「まとめサイト」を運営している人の中には、月に(年にではなく)数百万を稼ぐ場合もあるそうで、税務署にばれたらタダでは済まないでしょう。

小さなブログでも続けているとやがて月に数万の売上げが発生し、ヒットするとアルバイトの年収くらいになる場合があります。

年100万の桁になるとさすがに洒落では済まないので、会社に内緒の隠れブロガーも、確定申告して納税する事になります。


という訳で2016年から確定申告することにし、税務署に個人事業主の開業届けを出してプロとして活動する事にしました。

開業届けを出さなくても、サラリーマンや無職でも確定申告可能ですが、主な理由は「気分が盛り上がるから」というような事です。

開業届けは紙切れ1枚で税務署に「開業したよ」と知らせるだけの事で、止めたければまた「廃業届け」「休業届け」を出すだけです。


個人事業主の4割は開業して1年持たずに廃業か休止しているので、会社設立のような重みや信用はありません。

開業届けを出すと確定申告の宣言をしたことになり、翌年3月に自分で申告書を作成し、提出する事になります。

なので2016年の1月から「やよいの青色申告オンライン」で記帳しはじめ、青色申告の準備を始めました。

 

開業届けは税務署で紙1枚を提出するだけ

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青色申告というハードル

青色申告は65万円控除で白色申告は10万円控除、所得を55万円安く計算するので、納税額が15万円から20万円違ってきます。

例えば売上げ200万以上なら納税額は15万円以上も、青色申告の方が安くなります。

青色申告ソフトは年間8000円の利用料なので十分に元が取れるし、「記入はすごく簡単」と書いてあったので青色申告にしました。


「やよいの青色申告オンライン」での入力は思っていたより難しく、「事業主貸」「事業主借」「勘定科目」「発生主義」などがさっぱり分かりませんでした。

それでも申告するまで1年間という時間がたっぷりあったのと、解説書を購入する事でなんとか入力方法をマスターしました。

確定申告がまったく初めてで用語を聞いたことも無いとい人は、最初に「やよいの青色申告」の解説書を読んだほうが理解が早まります。


ネット上にある一般的な確定申告の解説では、全てのケースに当てはまる事を書いているので、読めば読むほど複雑化していきます。

例えばネット上には青色申告をするには、次の全ての書類をそろえなくてはならないと書いてあります。

現金出納帳 売掛帳 買掛帳 固定資産台帳 経費帳 (標準簡易帳簿)、総勘定元帳、仕訳帳、現金出納帳、預金出納帳、買掛帳、売掛帳、固定資産台帳、領収書など。


サイトや本によって違うのだが、たくさんの知識を仕入れるほど必要な書類が増えていき、発狂しそうになってきます。

だがこの中で本当に必要なのは経費の領収書で、それも必ず必要なわけではないです。

というのは銀行口座引き落としやクレジットカードでの購入だと、領収書は有った方が良いけど、なくても構わないのです。


青色申告ソフトに売上げと経費を入力していれば、提出する書類は全て自動的に作成されています。

だが「初心者でも簡単」と書いてあったものの、実際には「何をどう入力するかすら分からない」レベルの初心者には難関でした。

1年の途中で入力方法の間違いに気づき、最初から入力しなおした事が何度もあったが、ようやく完成した申告書一式(6枚ほど)をプリントしました。


電子申告(e-tax)をする予定だったのでその前に税務署でチェックして欲しかったのだが、問題ないという言葉を貰う事ができました。

初めての青色申告で何にどう躓くかは、誰かの参考になるかも知れないので、またの機会に書きたいと思います。