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尻尾と頭はくれてやる 投資は中身を食べるもの


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一番おいしい胴体を食べないといけない

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頭と尻尾にかぶりつく?

「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言がありますが、勝っている人は必ずこうなっている筈です。

逆に負けている人は必ず尻尾または頭にかぶりついて放さず、自分が食われてしまっているのではないでしょうか。

2017年は年初からトランプ米新政権の方針が分からないことから右往左往し、為替と株価は乱高下しています。


だがよくよく観察すると2017年に入ってドル円は5円、日経平均は700円しか動いていないので、誤差の範囲です。

もしこんな小さな値動きで「勝った」「負けた」をやっていたら、かなりの高確率で尻尾か頭にかぶりついています。

投資の目的はあくまでの身の詰まった胴体を食べることで、骨だけの尻尾や、身の少ない頭ではないです。


投資をしていると短期間の「レンジ相場」によく遭遇し、まるで釣りの疑似餌のように動いて美味しそうに見えます。

だが疑似餌には鋭い針がついていて、かぶりつくと吊り上げられる場合もあるのでした。

例えば上下1%くらいのレンジ相場だとすると、ドル円で1円くらい、日経平均で200円くらい毎日同じ幅だけ動くことがあります。


試しに下限のところで買って上限付近で売ると、毎日面白いように儲かって、かっぱえびせん(ポテトチップでも良い)のように止まらなくなります。

だがこのレンジは少しずつ移動するので、実は同じところで買って同じところで売ることは、正確にはできません。

買ったところから下がってしまい、その後上昇することも良くあり、損切りするより含み損に耐えた方が儲かるのに気づくでしょう。

 

投資の絶対法則はあるか

含み損に少し耐えれば9割以上は(実際にはほとんど100%)利益が出るのを学習すると、損切りはバカらしくなってやらなくなります。

こうして連戦連勝の天才投資家が誕生し、自分はバフェットかBNFかと思い、SNSなどで自慢したり他人に教えを垂れるようになります。

だがこうしたレンジ相場は大抵数ヶ月で終わり、どんなに長くても永遠には続かないものです。


投資の経験が短い人ほどこうした「法則」を発見して飛びつき、自分だけが何かを発見したように思い込みます。

ヒヨコが始めて見た生き物を親だと思い込むように、投資の初心者ほどこの手の「法則」にのめり込みます。

ご多分にもれず自分もこうした「法則」を捜し求めて全て錯覚だと気づき、そんなものは無いのだと気づきました。


投資法や必勝法、自動プログラムの大半は「法則探し」をしている人を引っ掛けるのが目的で、それで勝てるようになった実話を知りません。

法則は頭と尻尾を効率よく食べる方法ではあるのだが、胴体をスルーしているのでトータルで利益を出すことはできません。

損切りしない投資法では一度の大きな値動きで退場がさけられず、逆にコツコツ利益を取るスキャルピングでも大きな値動きを捕らえられません。

 

自分の値幅を見つける

リーマンショックとその回復、3.11以降の値動き、アベノミクス、トランプ相場など大きな値動きは数ヶ月から数年が掛かるものです。

従って一番身が詰まっている胴体を食らうには、最低でも数ヶ月の投資プランを持っていないと不可能なのです。

例えば2017年1月25日現在、日経平均は1万9000円、ドル円は113.5円ですが、この位置が「高すぎる」か「低すぎる」か「適正」なのか分からなくてはなりません。


2015年6月には1ドル125円だったからそれより円高だが、2016年は何度か1ドル100円を切ったので、それより円安という事になります。

日経平均にしたって最高値の3万6千円より安いし、2009年の7000円より高く、考えれば考えるほど分からなくなるでしょう。

自分の戦略では時間軸はどのくらいの期間で、幾らになったら買えるくらい安く、いくらなら割高なのか、はっきり決まっていなくてはなりません。


自分にとって1ドル100円以上での為替の買いは論外で、日経平均も1万2,000円以下でなければ食指は動きません。

なので為替ヘッジつきで外国株や外国債券を積み立てたり、もっぱら積み立てをメインにして、大暴落したら買おうと考えています。

他は悪い材料が出ている東芝を少し買ったり、落ちたものを拾う的な買い方をしています。


自分に合った投資スタイルや戦略を見つけることは非常に重要で、これは自分で見つけるしかありません。