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信用情報の傷とはなにか? 金融機関の融資審査で落ちる事も


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審査に通るか落ちるかは自分の信用情報で推測できる

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信用情報を見るには

前回は記事に書くために自分の信用情報を開示してみたが、その流れで信用情報をどのように金融機関が利用しているか考えてみたい。

信販会社や銀行がCICなどの信用情報にアクセスする理由の多くは、融資やカード申し込みの審査をするためです。

他には利用者の他社での状況を定期的にチェックすることがあり、利用限度額が増やしたり減らしたりする。


自分の信用情報をチェックされるのは、審査で落とされたり限度額を減らされるなど、悪いことのほうが多い。

住宅ローン、自動車ローン、携帯端末購入、クレジットカードや銀行カードローン申し込みなど、あらゆる借金で金融機関は信用情報を照会しています。

多くの人が気になるのはローンやカードを申し込んだときに落とされないか、自分が審査に通るかだと思います。


通るかどうか不安だ、あるいは審査に落ちた人は、審査という得体の知れないものを相手に悩んだりします。

金融機関が照会している自分の信用情報は、自分自身でも見ることができ、CICとJICCに申し込めば開示してもらえます。

CICは各地の窓口に行くとその場で開示してもらえるほか、郵送で申し込むことも可能です。


開示には「融資のときの自分の電話番号」が必要で、開示請求では電話番号が一致した分しか開示されない。

金融機関が照会する時には「氏名、生年月日」だけで出てくるのに、自分の情報は「住所、氏名、生年月日、免許証番号か電話番号」が一致しないと開示してくれない。

信用情報は5年間保存され、自己破産などの事故情報は10年間保存、もちろん払わずに返済されていない分は(時効にならない限り)ずっと残っています。

 

信用情報には何が書いてあるのか

審査や支払い情報以外の「法定途上与信」や利用記録、申し込み情報などは6ヶ月で記録を抹消しますが、ここは意外に重要なポイントです。

通常クレジットやローン申し込みでは、他社で3回申し込み記録がある人には、審査で落としているといわれています。

言い換えると3社から断られて4社目に自分のところに借りに来た人は、無条件で不合格にする場合が多いです。


しかし信用情報に記録されるのは申し込んで半年間なので、半年たったらクリーンな状況に戻ります。

ローンなどを申し込む人は「半年間に3回まで」を頭に叩き込む必要があります。

「法定途上与信」は金融機関がお金を貸している人に対して、「他社からの借入状況はどうなんだろう」と定期チェックすることで、これも半年間で消えます。


買い物をした時に信用情報を照会する事がありますが、これも半年間で記録は抹消されます。

5年間保存されるのは返済に関する情報で、毎月遅れずに支払いが行われたが、支払いは一括かリボか等も記録されています。

支払いが遅れたのは一日か1週間か、3ヶ月だったかも記録され、延滞や代位弁済は5年間、自己破産や民事再生は10年間記録が残り、いわゆるブラックな記録になります。


3ヶ月以上の延滞、任意整理などの事故情報も5年間、自己破産や個人再生や情報機関によって違い、最長10年保存する場合があります。

そして利用した会社には当然ながら、あらゆる利用データが永久に保存されています。

つまりA社で一度でも支払いが遅れたという記録は、何十年経っても消えることはなく、一度延滞を起こした金融機関を利用するのは困難です。

 

信用情報開示報告書の見本(CIC)

f:id:nonoty32a:20170123171200j:plainhttp://www.cic.co.jp/qa/documents/kaijimikata.pdfより引用

自分の開示報告書の1枚

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良いクレヒスとは

単純な情報照会なら6ヶ月、その他は5年間、自己破産は10年、借金から逃げている場合は時効成立から5年か10年、時効の援用をされると時効そのものが伸びてしまいます。

これらの信用情報で延滞や事故が悪い記録なのはすぐ理解できるが、その他に審査に影響する事柄はあるのでしょうか。

個人信用情報をクレジットヒストリー、略してクレヒスとかっこ良く(?)言う人が居て、クレヒスを上げるマニアも存在します。


ゴールドやブラックなどグレードの高いカードを取得するにはクレヒスを上げる必要があり、悪い信用情報を消さなくては成らない。

例えば俗説として「リボルビング払い」「キャッシング」「極度額までの利用」などは低評価になると言われています。

金を貸す側になって考えると、リボルビング払いでキャッシングして限度額まで使っている人は、支払い能力が限界に達していると判断できます。


限度額(極度額)50万円のカードで残債が45万円超だったら目一杯借りているのは一目瞭然で、リボルビング払いで返済金額を減らしているのも分かります。

しかも月が替わる度に2万円くらいキャッシングしていたら、キャッシングで返済のやりくりしているのも分かります。

複数社から借りていたら返済日も記載されているので、この人はA社から3日にキャッシングしてB社に返済しているなんて事も把握しています。


リボルビングカードの極度額まで借りている状態を「リボ天」と言い、リボ天の状態ではまともな会社は融資に応じないでしょう。

リボルビングやキャッシングだけでブラックにはならないが、多くの情報から「この人はもう限界かな」と分かってしまうのです。

逆に極度額に対して借入額に余裕があり、毎月一括で支払っていたら「この人は支払い余力が大きい」と推測でき審査に通りやすいでしょう。