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ネットや本の成功談を信用してはならない理由


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成功者の体験談の多くは創作だが、信じるようにうまく作られている

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「成功談」には気をつけろ

ネットには投資の成功談が溢れています、書店の投資コーナーも成功談の本が山積みされています。

しかし残念なことにそれら成功談の多くが「本を売る目的」「お金を使わせる目的」などで書かれています。

投資の事を書いてあるサイトやブログの9割以上には、最後まで読むと業者のサイトや商品へのリンクが貼ってあります。


そのような誘導サイトに書かれている「情報」「真実」「実体験」の9割以上が、ただの作り話です。

2016年後半にDenaのキュレーションサイトが大問題になり、いい加減な事を書いては「ガンが治る」などと騙していました。

ガンになった人がネットで治療方法を検索すると、非常に高い確率で「笑えばガンが治る」「呼吸法でがん細胞がなくなった」のような偽情報に誘導されます。


投資で負けて真剣に投資で勝つ方法を探している人ほど、これと同じで偽の必勝法ばかりに辿りつきます。

検索で「必勝法」「投資法」を検索する人は「私はこれから騙されます」と詐欺師の前で公言しているようなものなのです。

パチンコや競馬で必勝法を指南する詐欺師が大勢居て、外部から見ていると「騙されるのはアホちゃうか」と思いますが、自分が当事者になると違うのです。


不動産投資でも株の投資法でもなんでも良いのだが、勝つ方法を検索すると必ず、詐欺師が製作したサイトに誘導されます。

そこには正に、貴方や私が求めていた「必勝法」が書いてあり、多くの人の「実体験」や「データ」まで用意されています。

だが体験者など存在せず、データはでっち上げなのだが、読んでいくうちに「この人は本物なんだ!」と思う仕組みが散りばめられている。

 

あなたを騙したい人が大勢居る

「俺はそんなのに騙されないよ」ということではなく、自分自身も過去にそうした偽情報に踊らされてきました。

数え切れないほど引っかかった挙句に、そんな必勝法など存在しないのだと気づくに至りました。

この前「ダメマンションを買ってはいけない理由」という本を読んだのだが、騙す側だった著者のテクニックが色々書いてある。


たとえばボロマンションの価格を20万円下げても見向きもされないが、安いウォシュレットをつけただけで飛びつく人が大勢居る。

あるいは見せるためのショールームをオプション品でキラキラ、ピカピカにするとやっぱり売れる。

決まり文句は「今払っている家賃で家を買えますよ」(大嘘)というもので、最初から騙す気マンマンの業界みたいです。


勝つ方法を真剣に探せば探すほど、こうしたペテン師が次々と登場するので、非常にたちが悪く、一度引っかかった人が何度でも違う手口で騙されます。

この仕組みは「オレオレ詐欺」と同じで、騙しやすい人の名簿まで売り買いされているようです。

「騙しに掛かる人」は魅力的な偽情報を次々に吹き込むのに対し、「本当の事を言う人」は美味しい話をあまり言いません。


だから余計に詐欺師のほうを魅力的に感じて、自分から騙されに行く人が大勢居るのです。

投資にはリスクとリターンがありますが、多くの場合リターンは決まっていて、瞬間的に2倍になっても通算すると年間10%増えたら成功者です。

ところがリスクのほうは多くの投資で「無限大」であり、誰も予測できないものです。

 

投資は危険なもの

小額投資ってのがあるが、小額でも「悔しい」「負けてたまるが」という気持ちが強い努力家の人ほど、負けを取り返そうとします。

たった1,000円の負けを取り返すために何度も負けを繰り返し、全財産数千万円を失う人は、現実に存在しています。

わたし自身もたった数百円の負けが悔しくてしかたがなくなり、追加を繰り返して数十万円をドブに捨てた事がありました。


どんなに低リスクな投資でも本人が熱くなったらそれで終わりで、どんどんハイリスク投資に嵌っていきます。

「アカギ」というマンガで主人公が『一度始めちまったらもう止められっこない。行き着く所まで行くのさ』と言っていましたが、そういう事です。

ネットを見たり本を読むと、さもその投資では参加者全員が儲けていて、「やらなければ損だ」と思い込むように書かれています。


良く書かれた本を一冊読むと、分かっているはずなのに「今すぐこの投資を始めなくてはならない!」という気分になります。

ましてそれが免疫や予備知識がない人だったら、業者に誘導されるままに、お金を入金してしまうでしょう。

成功談を語る人間の多くには、何かの魂胆があるのです。