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トルコリラがまた暴落 毎度おなじみ


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金利が8%つくという事は、8%の確率でトルコは破産するという事

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http://www.okasan-online.co.jp/fx/zar_jpy/images/zarjpy_main.jpgより引用

 

トイレットペーパーのような通貨

トルコの通貨リラは南アフリカのランドとともに、定期的に暴落する通貨として知られていて、ゆえに急騰することもある。

暴落と急騰をうまく凌げば大儲けする可能性があり、(一部の)投資家を引きつけて止まない。

またこのように低信用の通貨は低信用の企業や個人と同じく、金を借りるには高い金利を支払う必要がある。


日本やアメリカを一部上場企業勤務のサラリーマンとしたら、トルコや南アフリカはフリーターという所でしょう。

上場企業のサラリーマンだと住宅ローンがなんと、年利0.1%とかで借りれるのだそうです。

という事は住宅ローンでお金を借りておいて、住宅資金として溜めておいた金を投資資金や自動車購入に使ったりも可能なのです。


一方フリーター君や零細事業主は消費者金融から上限一杯の15%以上でないと借りれず、さらに高金利な闇金融に手を出します。

トルコ政府は信用ない事フリーターと同様なので、高金利にしてやっと国債が売れるのでした。

日本政府は短期国債マイナス金利だしアメリカ政策金利は0.75%ですが、トルコは8%です。


トルコはアメリカ政府の10倍の金利を払ってお金を借りていて、南アフリカは7%、メキシコは5.75%です。

金利の数字は分かりやすく言うとその国が破産してお金が紙くずになる確率で、アメリカは0.75%で日本は0.1%くらいです。

南アが破産する確率は7%でメキシコ5.75%、そしてみんな大好きのトルコの破産確率は8%もあります。

 


高金利通貨は絶対的に下落する

よくこんな紙くず予備軍を買うものだと思いますが「8%の確率で破産するなら92%は破産しない」ので、その分儲かるなら魅力的です。

南ア、メキシコ、トルコは高金利な外債投資として必ず登場し、証券会社の推奨銘柄になっています。

日本は世界一破産確率が低いので、円を売って高金利通貨に投資すると、国内では考えられないほど儲かります。


これらハイリスク通貨建て債券の利回りは5%から10%以上で、日本の銀行預金とは比較にもなりません。

ぶっちゃけてしまうと日本のメガ銀行が倒産して預金がパーになる確率が事実上ゼロなので、その代わり金利もゼロなのです。

トルコリラ建て社債の金利が12%つくとしたら、その会社が倒産する確率は12%ですよと教えてくれているのです。


実際にはいきなりパーになるのではなく、その国の株式市場が暴落したり、通貨の価値が半分になって(良くある)リスクが顕在化します。

日本円は世界一高信用の通貨なので、世界経済に異変があると「リラやペソを売って円を買う」という行動に出ます。

誰だって津波が来る前に高いところに上りたいので、低地から高地に移動してきます。


高金利通貨(低信用通貨)を持っている人は、誰よりも素早く円を買い戻さなくてはならないが、大抵は逃げ遅れます。

通貨の絶対法則として「低金利通貨は上昇し、高金利通貨は下落する」というのがあり、どの通貨も逃れる事はできません。

もう一つの法則として「どの国の国債を買っても期待収支は同じ」というのがあり、これも高金利通貨が下落するからです。


そうは言っても現実には理論値どおりにはならないので、「うまく売り抜ければ高金利通貨は儲かる」のも事実です。

トルコリラ売買をしている人たちはトランプショック前に無事に売り抜けたのでしょうか?

こうした変動の激しい通貨は「暴落後に買い」「上がったら売り抜ける」のが鉄則ですが、多くの人は真逆をやってしまいます。


わたしも一度挑戦してみたいと思っていますが、もっと勝つ確信ができてから、小遣い程度の小額で試そうと思います。