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お金が無くても最低限のコストで葬儀を行う方法


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通常葬儀と納骨には100万円以上がかかるとされている

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https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.photo-ac/bd/bdd957043e75c728ec6d108e09f2335a_w.jpgより引用

 

葬儀費用がないときは役場に言ってみる

誰しも火葬場や墓の世話になるのだが、その手続きや料金についてはあまり知られていません。

近所付き合いがあれば親戚縁者や近所の人達が寄ってたかって面倒を見てくれるが、今は一人暮らしや夫婦だけで付き合いがない場合が多い。

親とか家族がなくなってもどうすれば良いか分からなかったり、葬儀の費用がないなどで放置して、逮捕されたというニュースも良く見ます。


家族や同居人や知人がなくなって火葬や埋葬できない場合は、最終的には法律で自治体が費用を払う事になっています。

役場で葬儀費用がない事を伝えると、厚生省と自治体は必要なお金を貸してくれるが、借りても返すあてがない場合はどうすれば良いのでしょうか。

実は「お金がないから引き取らない」と放棄を宣言すると、行旅病人及行旅死亡人取扱法という長い法律で、いわゆる無縁仏になり自治体が葬儀を行い納骨しなくてはならないのです。


なぜこういう法律ができたかというと、明治時代には行き倒れや浮浪者が多く、戦後の混乱期も身元不明の人が道端で最後を遂げることが多かったからです。

家族が経済困窮していて費用を負担できない場合もあるし、そもそも親類縁者がいない場合もあります。

江戸時代の考え方では兄弟でも「家」から出て行けば他人であり、墓に入れたり葬儀の面倒は一切見ません、


明治以降もだいたいこんな感じで身元不明者が多かったので、この法律は昭和23年に改正され、引取り人が居ない場合は自治体が葬儀を行わなくては成らないと決められました。

とは言っても家族を無縁仏にはしたくないし、かといってお金は無いので自治体で火葬すれば引き取りますよと相談すれば、不足分を貸してくれるか支給してくれる可能性があります。(これは法律上の義務ではない)

たとえ家族が自宅でなくなっても、遺族が「引き取らない」と宣言すると自治体が運び出して葬儀を出す事に成ります。

 

引取りを拒否すると無縁仏に

すると無縁仏になり自治体の火葬場で葬儀を出し、自治体と契約したお寺の無縁墓地に納骨され、一定期間経過後に取り出されてお堂などに安置されます。

無縁仏でも簡単な葬儀が行われ、決してどこかでポイ棄てされたりすることはありません。

国民健康保険に加入していた人がなくなった場合、一律5万円の葬儀費用が支給されるが、申請しないと貰えません。


火葬と葬儀は最低で20万円と言われているので、健康保険で5万円貰い、役場で15万円貸してもらえれば火葬と葬儀は可能です。

社会保険加入者だった場合には10万円から98万円が支給されるが、一般的にその人の月給相当が、申請すれば支給されます。

なお生活保護受給者がなくなった場合と、生活保護受給者が喪主となって葬儀を行う場合は、葬儀費用全額を自治体が負担すると定められています。


葬儀をとり行う前に生活保護を申請して、葬儀後に認められても、葬儀費用全額を自治体が後で支払ってくれます。

したがって火葬費用や葬儀費用が負担できない場合には、生活保護申請を出して、お金が無いので火葬ができない事を役所に伝えれば、役所は何か対応しなくてはなりません。

なくなった人を放置することはできず、かといって家族はお金がないので葬儀できないなら、自治体がなんとかするしかないからです。


もし役所に火葬費用支給を拒否されたら、最後の手段として「引取りを拒否するので、役場で葬儀を行ってください」と要求することが出来ます。

先ほど書いたように、自宅でなくなっても引き取り拒否して無縁仏にすることは可能です。

無縁仏になると役場が葬儀を出すのだが、現実にはその地域の葬儀屋が請け負って火葬を行い、その場で簡単な葬儀を関係者だけで行い、自治体が委託してある寺に納骨されます。


その後数年経つと骨がたまってしまうので「軽量化」の為に粉にして保存したり、まとめて一ヶ所に保管したりします。

では一旦引取りを拒否しておいて、火葬と葬儀をしてもらって、遺骨だけ引き取ることは出来るのかといえば、自治体の方から「遺骨を引き取って欲しい」と言ってくるようです。

自治体としてもお寺に納骨するとまた費用や手間が掛かるので、身元が分かっていたらなるべく引き取って欲しいのです。

その辺はケースバイケースで全国一律ではないようです。