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ソフトバンクの「かざして募金」は犯罪に該当しないのか?


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この画像に触っても大丈夫です

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https://pbs.twimg.com/media/CtgVZx0UIAAW_YZ.jpgより引用

 

「かざして募金」が勝手に引き落とし

ソフトバンクモバイルが2014年3月から始めている「かざして募金」というサービスで、身に覚えの無い引き落としがされているという被害が多数発生しています。

同サービスは専用アプリをインストールしたスマートフォンで、ロゴなどを読み取るだけで寄付できると説明されている。

寄付にはいつくかの方法があるらしく、アプリをインストールせず、画面に表示されたボタンを指で押すと「2タップで申し込み完了」と書かれている。


だがツイッターなどに被害者が告発している経緯によると、1回もボタンを押さなくても、寄付した事になっているという。

この騒動はソフトバンクモバイルがユーザーに強制的に送信している広告メールから始まっている。

AUでもドコモでも「XXXXがキャンペーンでお得!」などのメールを送ってくるが、SBから日本ユニセフのメールが送信されてきた。


「世界の恵まれない子供達を救おう」などのメールで、開くと募金を呼びかける画面が表示されるようになっていました。

ここからが問題なのだが、スマホでは指あるいはペンで画面を「なぞる」事でスクロールさせるので、運が悪い人は「寄付する」ボタンに触れてしまいます。

画面では「2タップで申し込み完了」となっていたが、実際には一度かすっただけで申し込んだ事になった。


申し込みが受け付けられると毎月1万円がソフトバンクモバイルの料金と一緒に、銀行から自動引き落としされます。

同意を確認する画面や、再度申し込みに同意する手続きは無く、一度指でかすめただけで、合意した事にさせられたそうです。

ネット上やツイッターでは「ワンクリック詐欺ではないか」と盛り上がったが、これは犯罪に当たるのだろうか?

 

誤タップ強制課金は犯罪か?

その後勝手に引き落とされたのは日本ユニセフだけではなく、他の募金団体でも「かざして募金」で請求された例が相次いで発見されています。

「かざして募金」は2015年度グッドデザイン賞を受賞を受賞し、かなりの募金を集めたそうだが、募金の99%はこうした誤クリックによるものかも知れません。

勝手に引き落とされたユーザーがソフトバンクに返金を求めたところ、「お客様自身で申し込んだ」として門前払いされたようです。


「かざして募金」は非営利団体だけに許可されているが、SBモバイルは寄付に対して一定額の手数料(2%以下)を徴収している。

つまりSBモバイルは自身は営利事業として行っており、募金でも寄付でもなんでもない。

その後ネットで訴えた被害者には返金に応じたが、他の人には返金していないし、今も同じサービスを続けています。


おかしな事にテレビや新聞などはこの事件を一切報道せず、なかった事にして続けようとしています。

一般的な「ワンクリック詐欺」はクリックすると請求画面が表示され「料金をお支払いください」ときます。

表示されても払わなければ良いだけだが、「かざして募金」は電話会社が勝手に引き落として、払わないと電話を停止されます。


払う払わないの選択をする余地がなく、SBが勝手に引き落としてしまい、もし支払わないと最終的に告訴される場合もあります。

いっそユーザー側から訴えて返金と無効を求めても良いのだが、相手は大企業なので弁護団を組織して徹底的に戦ってくるでしょう。

1万円を返金させるために数百万円、あるいは数千万円の裁判費用と数年間を費やしたあげく、負ける可能性もあります。

 

残念だが詐欺には該当しない

商法には「錯誤による契約は無効」と明記されていますが、曖昧な概念なので裁判官がどう判断するかで変わります。

「錯誤による契約」という事は刑法上の犯罪ではないので、警察に訴えても何もしてくれないでしょう。

錯誤である以上、詐欺にも窃盗罪に該当しない訳で、これほど見事な「錯誤を利用した商売」は見た事がありません。


という訳で今のところツイッターなどで大騒ぎし、世論を味方につけて返金を要求するのが、唯一の有効な手段のようです。

ソフトバンクからメールが来ても絶対に開かず、相手にせず画面に触らないように気をつけることです。

そして不幸にして「寄付する」ボタンに触り募金したのに気づいたら、早く契約を解除して1万円の被害で済ませる事です。

 

解除しない限り毎月永遠に課金され続けます。