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金があれば何でも買えるわけではない 店側に拒否権もある


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三波春夫はファンへの感謝の気持ちを表現したので、客が威張ることではない。

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http://bloomsburyweb.com/wp-content/uploads/2015/06/main2.jpgより引用

 

ここが変だよ日本人?

デフレが極限まで行き着いたのが、日本では店と客の立場が他の国とは大きく違っている。

クレーマーとかの営業妨害をする客や、店が好ましくないと判断した相手でも、神様のように接している。

2年位前にどこかのボウリング場で不良が難癖をつけたところ、店の従業員は謝罪して土下座していた。


不良がツイッターに投稿して自慢して非難されていたが、自分の考えではどう考えても店のほうが悪い。

店に非がないなら謝罪などするべきではないし、土下座も論外で、謝罪するのは「私が全面的に悪いです。すいません」という表明です。

そもそもそんな客を店に入れるべきではないので、110番に電話して「ばかが騒いでるので逮捕してください」と言えば済む事です。


最近多いのは少数の客が騒いだり怒鳴ったり、その場に相応しくない行為をしているのに店が見て見ぬ振りを決め込んでいるケース。

食事をしに入った店で、周囲の席で大声で怒鳴っていて迷惑なのに、店は何もしてくれない。

黙っていると我慢させられ、不快な環境で食事をして、料金はいつもと同じである。


こういうのはサービスではなく無責任と言うもので、件のボウリング場でも、周囲の客はいつも迷惑を被っていた筈なのです。

お客様は神様ではないし、まして「アホ」は客ですらないので、店が入店拒否するのは当然の権利、ではなく他の客に対する義務ですらある。

先日また東京のどこかで「男性のみ客入店禁止」のレストランが差別だと叩かれていました。

 

買う権利があれば、売らない権利もある

はっきり言うと男性拒否だろうと、中国人お断りだろうと、そんなのは店の勝手なんである。

現実にJRは「男性乗車拒否」しているし(乗っても逮捕はされないらしいが)、事実上の男性専用、女性専用なんか世の中にいくらでもある。

冤罪に巻き込まれないために「男性専用車両」をつくって欲しいほどだが、なぜかJRは作ろうとしない。


資本主義はお金を仲介する事によって何でも買える制度だが、売るかどうかは「売る側」の人が決めることで、相手が欲しいからと言って売る義務は無い。

不動産屋や大家はお金があっても「お前は気に食わないから審査不合格」などと平気でやるし、多くの会員権や会員証も入会基準が厳しいほど価値があるとされている。

欧米ではもっと厳しくて、ホテルが決めた服装とちょっと違うだけで食事拒否、宿泊拒否である。


そのホテルやレストランに入店する資格があるか判断するのは、ホテルやレストランで、客の側には無い。

これを分かっていない経営者が、暴力団みたいな客を入店させたあげく、他の客に迷惑を掛け、従業員を土下座させている。

公衆浴場やプールだって「入れ墨お断り」、猫カフェには「男性お断り」、京都の料亭は「一見さんお断り」がある。


入店前に入店資格があるかないか、店が審査をしたうえで入店を許可し、気に食わない奴は入れない。

腕の良い職人ほど客を選び、「あんたの仕事は受けねえ」とか平気で言うし、客や元請けとタメ口で話している。

韓国に旅行したときはレストランで何度も入店拒否されたし、中華圏では店に入ると泥棒を見るように店員に監視されるのが普通。

 

売る人と買う人は対等

日本のコンビニでも、店長が気に食わないと思ったら、別に売る義務はないし、店から追い出してもなんら違法ではない。

暴走族とかチンピラとかホームレスとか、万引き常習犯とか身なりが汚いとか商品を汚すとか、いくらでもそういう人は存在する。

昔は個人商店が多かったのでそういう人は追い出していた筈だが、チェーン店が増えてデフレで物が売れなくなり、客の立場がどんどん強くなった。


だがもうそろそろ異常の域に達しているのを、日本人は知るべきかも知れない。

資本主義では商品を売る人と買う人は対等であり、商品を自由に選ぶ権利があるように、売る側にも客を選ぶ権利がある。

両方で初めて対等な立場になり、資本主義が機能するのです。