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日銀方針転換 黒田総括で相場不安定に


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号泣議員ポーズで誤魔化す黒田総裁

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http://toyokeizai.net/articles/-/137439より引用

 

黒田総裁はただの役人だった

日銀の黒田総裁の方針が夏ごろから不安定になり、金融緩和を止めるのではないかと言われている。

黒田総裁は9月に緩和政策の総括を行うと予告していて、9月21日に自ら会見して発表しました。

会見の内容はどうだったというと、今までの緩和政策は効果があったと言っているものの、これからは拡大しないとも受け取れる内容だった。


日銀の発表はこのようにいつも逃げ道を用意しておくので、断定的な物言いはしないが、今回は特に酷かった。

緩和政策をするようなしないような、どっちにも取れる発言を繰り返して市場を混乱に陥れた。

黒田会見直後には好感して日経平均が上昇し円安に進んだが、時間が経つと逆に円高に進んだ。


金融関係者すら黒田総裁が何を言ったのか理解できず、緩和拡大、緩和終了、無策、政策転換などバラバラな事を書いていた。

はっきり聞き取れたのは「金利政策を重視する」ことと「新たな緩和政策は今回はない」という事だけだった。

それならグダグダと回りくどく言わずに2行で言えば良いのだが、そこが所詮は『役人』に過ぎないのだった。


役人の特徴は自分で重要な決定を下す事ができず、責任を取らずに済む言い訳ばかり上手い。

それでいて何にでも口を出したがり、自分を通さずに何かが決定されるのは許さない。

こう思われたらもうお仕舞いで、黒田総裁への世界の評判はカリスマから「嘘つき役人」に変わった。

 

時代は円高ドル安へ

数日が経過してようやく分かってきたのは、日銀はこれ以上緩和政策を拡大せず、現状維持か縮小に向う。

かわりに金利変更を重視すると言っているが、緩和政策と金利政策は別物で、「代わり」になんかならない。

実質的には緩和政策の縮小あるは拡大中止を宣言したのが黒田会見で、コンセンサスとしては円高に向っている。


金融緩和はお金をバンバン印刷しまくってお金をばら撒こうという政策なので、円安ドル高に向います。

物価上昇を目的に始めたのだが、円安は輸出企業に都合が良いので、政府は緩和政策を続けたがっている。

緩和拡大をやめたら、今まで余っていた日本円が回収されるので、当然のごとく円高ドル安の圧力がかかります。


アメリカ中央銀行のFRBは最近まで「景気が良すぎて困っちゃうので、金利上げて冷やす」と利上げを宣言していました。

ドルの金利を上げればドル高円安になるが、それをやめれば円高ドル安の圧力が掛かります。

こうして日本の緩和終了とアメリカの利上げ中止の両方で、円高ドル安の圧力が掛かっています。


黒田総裁の21日の会見内容を一言であらわすと「緩和は止めもしないが続けもしない、私に責任は無い」というものでした。

これから日銀はどうするのかについては「良く分からない」、物価や経済成長の目標は、もう止めたらしいです。

これから日本経済と為替動向が、ろくな方向に向わないのだけは、理解できました。