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全ての保険は損であるという事実


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どんな保険も必ず損をするが、お金を払ってリスクを軽減する事はできる

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http://tk.ismcdn.jp/mwimgs/c/5/658w/img_c5930590ba3012bfe491a8f33b9ecc3d157876.jpgより引用

 

貯蓄保険はやめた方が良い

ネットやテレビなどの広告では「お得な保険」が溢れているが、実際には全ての保険は損をするように作られています。

加入者から徴収した保険料を運用してコストを負担し、利益を上げて、残りを支払うので全体ではお金が減ります。

例え貯蓄型や還元型でも同じ事で、むしろ掛け捨て保険より損をする場合があります。


掛け捨て保険は保証に特化していますが、貯蓄型保険は資産運用も行っているので、実はダブルでお金を引かれています。

例えばある保険会社が「戻り率124%%の貯蓄保険」を販売していました。

30年間で360万円の保険料を支払って、30年後に満期を迎えて10年間据え置き、40年目に446万円を受け取れます


86万4千円お金が増えて戻ってきますがそれは40年後なので、実は複利で年利1%に過ぎません。

毎月10,000円を払って年1%の金利を40年後に受け取るのが得かどうかは、とても微妙です。

貯蓄型保険は貯蓄が主体なので、保証内容は「死亡時に数百万円」という程度になり、保険としても微妙です。


貯蓄としても微妙で、保険としても微妙で、毎月支払う保険料が高いのが貯蓄型保険です。

お金は増えて戻ってくるのだが、それまでに数十年間必要で、途中解約すると掛け金より少ない金額しか戻ってきません。

急な出費が必要なのに、保険のせいでお金が足りなくなり借金で賄う、という事態になりかねません。

 

長期間資産を拘束されるリスク

数十年の支払い期間もリストラされず病気も怪我も離婚もしない自信がある人でないと、とてもお勧めできません。

途中でお金が必要になったとき、解約しなくても契約者貸付でお金を借りれますが、金利を取られます。

あまりにも支払い期間が長すぎる事で、投資としては意味の無いものになっています。


貯蓄性の高い保険として養老保険もありますが、やはり支払い金額が多く、支払い期間が長く、金利は非常に低いです。

30年か40年後に年利1%を受け取れる代わりに、30年か40年そのお金を引き出せないリスクを背負うのです。

貯蓄年金は金利が固定なので、今まではデフレだから良かったが、少しでもインフレになると大きく目減りするリスクも負います。


それなら掛け捨て保険を掛けて、インフレ率が上がると金利が上がるような貯蓄商品に投資したほうが良いです。

では貯蓄保険以外は得なのかというと、実は保険は全て客が損をするようになっています。

アメリカでは破産する人の半数が医療費が原因で、しかも医療保険を掛けていたのに破産した人が多い。


日本でも似たようなものであって、「保険をかけておいて良かった」という場面はおそらく大半の人は一生ありません。

自動車保険は事故が起きたときに助かるが、それでも全加入者の合計では掛け金に対して損をしています。

まして医療保険となると、日本には「皆保険制度」があって、全員が加入していると思います。

 

病気になっても医療保険は支払われない

皆保険では医療費の3割が自己負担ですが、高額医療制度で自己負担限度額が決まっています。

人によって違うので一概に書けないのだが、例えば70歳未満で中間層の場合、年間10万円程度しか負担しなくて良いようになっている。

例えばガンで長期入院したとしても、手続きを正しく行えば、せいぜい年間30万円以下の自己負担で済むと思われます。


それも支払えない場合には、ぶっちゃけ生活保護という制度もあります。

そうするとガン保険や医療保険に加入していたとしても、支払った掛け金より多く支払われるのは非常に稀なケースだと思います。

保険の中には交通費や入院保証も支払われるのがありますが、当然保証が多ければ、それ以上に掛け金も多くなります。


テレビでは「安心のガン保険」を連呼していますが、「支払われないガン保険」と言い換えたほうが良いです。

保険は掛け金より少ない金額しか支払われないものなので、「病気になったら大金が支払われる」のような間違った期待は持たないほうが良いです。

支払われる条件は非常に細かく指定されていて、実際に掛かった費用の一部しか支払わない契約になっているからです。

99%の人は保険で損をするが、それでも万に一つの可能性を考えて、損をするのを自覚したうえでお勧めします。