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レンタルオーナー被害者 実現性の低い話に飛びつくな


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http://www.kokusen.go.jp/news/g_data/n-20160908_1.gifより引用

 

レンタルオーナーとは

国民生活センターやNHKによると、「レンタルオーナー」という耳慣れないもので被害が増加している。

「レンタルオーナー契約」は商品の購入とレンタル契約を同時に行うことで、意外に幅広く行われている。

例えば「投資マンションのオーナー募集」という広告を見たことがあると思うが、あれも同じような仕組みです。


マンションの場合は不動産屋などがオーナーを募集し、購入契約と管理契約を同時に結びます。

経営の一切は不動産屋が運営する管理会社がやってくれて、オーナー様は家賃を受け取るだけです。

なんでこんな美味しい話を不動産屋が自分でやらないかというと、最後に損をするのを知っているからです。


マンションは建てて販売した瞬間に中古物件になり2割値下がりします。

その後も毎年古くなり、10年ごとに半額になると言われるので、築40年では新築の30分の1以下になるでしょう。

新築が3000万円だったとして40年後の価値は100万円、まあ買う人がいたらの話で、買う人は居ないでしょう。

40年間で3000万円の収益を挙げてやっとトントン、毎年100万円は粗利益を出さなければ商売として元が取れません。


月に10万円をとってギリギリ元が取れるが、中古マンションの家賃はマンションの価値とともに、毎年値下がりします。

最初10万円だった家賃は40年後に2万円台になっている筈で、取り壊して立て直したほうがましです。

 

というのは新しいマンションは家賃が高くて修理費がかからず、古くなると家賃は下がるのに修理費が増加するからです。

 

どう計算しても新築マンションを買って賃貸経営しても、絶対に利益なんか出るわけないのが、分かると思います。

 

引っ掛かるのは楽して儲けたい人

マンションが新しいうちは利益が出るので、不動産屋は新しいうちは自分で経営し、古くなったらオーナーにババを押し付けます。

「レンタルオーナー」ってのも原理はこういう事で、業者が自分でやっても損をするものを、オーナーに押し付ける仕組みです。

商品はコンテナや太陽光パネルなどで、オーナーはコンテナを購入し、同時に事業者と管理委託契約します。


あとは中古マンションと同じで、事業者側は管理費や販売利益を得て必ず儲かり、オーナーはリスクを負って必ず損をします。

オーナーはコンテナを購入し代金を払い、業者はそのコンテナを「レンタルトランク」などで賃貸します。

得られた賃貸売り上げの一部をオーナーに支払い、みんなハッピーになれると謳っています。


だが例えばAさんが購入したコンテナがどこにあるのか所在地を知らず、いくら賃貸売り上げが発生したのかも分かりません。

業者が「赤字だった」と言ってお金を渡さなかったり、収益プランより小額しか渡さないのは、容易に推測できます。

「元本保証」や「収益保証」を謳っている場合があるが、マンション経営の家賃保証と同じで、後で切り下げられます。


一定期間が過ぎると「買い取り保証」を謳っているものがありますが、そういう業者は最初から約束を守る気はありません。

例えば自動車を販売して「1年後に同額で買い取る」という業者があったら、普通は怪しいから買わないでしょう。

でもこうした「レンタルオーナー」や「アパマン経営」に手を出す人は、毒入りのえさを食べるネズミみたいに引っ掛かります。


引っ掛かる人の多くは「うまい話」を探しているような人や高齢者で、楽してノーリスクで儲けようと考える人です。

そんな投資がある筈が無いのに「ノーリスクで元本保証つき、年30%の利益が出る」と言われると飛びつきます。

本当にそんな投資があるなら、他人に紹介せずに自分でやります。