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ヨコハマ傾きマンションはラッキーだった? 一戸建ては欠陥だらけ


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https://i.ytimg.com/vi/hgnpAn2aJVE/maxresdefault.jpgより引用

 

傾斜マンションの手厚い補償

横浜の傾斜マンションこと、「パークシティLaLa横浜」の傾きが発覚したのは2015年の10月だった。

その1年ほど前に住人が手すりの高さがずれているのを問題視し、三井不動産が調べたら片側が2.4CM低かった。

さらに調べたところ、6本の杭が岩盤に達しておらず、しかも達しているかのように他のデータを流用して誤魔化していた。


幅50m以上で高さは10階建てほどなので、6本届いていなくても倒れるとは思えないが、住民は大騒ぎになった。

例え「安全」だとしても資産価値はもうゼロであり、こんなマンションを買う人は居ないという金の問題だった。

「最後は金目でしょ」と言った大臣がいたが、やっぱり最後は金目なのだが、そういうと住人はもっと怒るのだった。


結局横浜の傾きマンションは三井グループが負担する形で建物の解体が決まり、住民は保証を受けられるようです。

これは業者が三井という超巨大財閥で、あっさりと欠陥を認めたからで、普通はどう考えたってこうならない。

「傾きなんか起きていない」「施工ミスはない」と最後まで言い張った末に、計画倒産で夜逃げが関の山でしょう。


横浜傾きマンションはそのまま住んでも危険性はなかったが、世の中には住み続けると危険な建物がごろごろ存在します。

まずマンションでは杭打ちの手抜きなんか常識であって、打ち損ないや届いていない例は無数にある。

普通の杭は打った後で短かったら継ぎ足せるが、横浜マンションは何故か継ぎ足し不可能な特殊杭を使用していた。

 

欠陥建築は圧倒的に個人住宅に多い

古いマンションでは良く、縦に線が入っていてひび割れているが、もし地面の下から太めにヒビが入っていたら、不同沈下というものです。

不同沈下は建物の右と左で沈下速度が違う事でヒビ割れや傾きが起きる現象で、杭が短い場合も起きる。

こうなっていたらもう手の施しようがなく、基礎を打ち直して建物の傾きを直すよりは、取り壊した方が良い。


マンションで最も多く深刻なのが水回りで、1箇所で水漏れしたマンションは、内部の至るところで腐食が進んでいる。

古いマンションでは壁に水道管が巡らしてありますが、修理出来ないので外側に新たな水道管を追加したのです。

マンション以上に欠陥だらけなのは一戸建て住宅で、日本にまともな住宅は存在しないと言われている。


というのはマンションは一応、行政の検査が行われていて、そう無茶な手抜きはしにくい。

すくなくとも9.11で崩壊したニューヨークの高層ビルのような物は、日本では許可されない。

だが個人の住宅となると、規制に適合するかどうかをチェックするのだが、抜け道だらけなのです。


特に設計会社、施行会社が分かれている建物は、どちらも完成した住宅に責任を追わず押し付ける。

熊本や東北の地震で設計上の強度がなく、崩壊しているのは全て個人の木造住宅でした。

地盤沈下も良くあるが、個人住宅では地盤調査も満足に行わない例があり、完成と同時にヒビが入ったり戸が開かなくなったりする。


このように考えると横浜の傾きマンションは、全額補償してくれる上に、お金も払うのだから、むしろラッキーだったと言える。