ミトランブログ mitra brog

マネー、ニュース、旅

ひき逃げが罪にならない理由


スポンサー リンク


小樽のひき逃げも、逃げた事では処罰されていない

f:id:nonoty32a:20160826154732j:plain

http://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/016/948/395/4301418ced.jpgより引用

 

ひき逃げや逃亡は罪にならない

毎日多くの事件や事故が起きているが、圧倒的に多いのが交通事故で、中でもひき逃げは悪質です。

人をはねた上に救助せず置き去りにして、救急車や警察も呼ばず、逃げてしまうという非道さです。

ところが日本ではひき逃げを処罰する法律はなく、それどころか「逃げた方が得」という説すらある。


あるいは事件で逮捕された人が、時々警察署や検察などから逃げ出す事があるが、実はこれらも罪にならない。

まったく釈然としないのだが、これには日本政府が及び腰になる、ある理由が存在した。

まず「ひき逃げ」のほうから説明すると、人をはねて逃げる事で以下の法律に違反する。


「事故後運転を停止する義務」「負傷者の救護義務」「2次事故防止の義務」「警察官への報告義務」「警察官の指示に従う義務」

これら5つの義務を果たさない事が「ひき逃げ」なのだが、それでいてひき逃げ自体は罪に問われない。

逃げても処罰されないという事は、逃げ切れれば得をし、逃げ切れなくても損はしない、正に「逃げ得」の状況を作り出している。


これは欧米キリスト教国家では「逃げる事は人間の基本的権利」であるとの考えから、罪に問われない国が多いことによる。

出頭したり逮捕されれば自由を奪われるから、自分の自由を確保するために逃げるのは、基本的人権だと考える人もいる。

従って交通事故を起こした後に逃げるのも、自分の自由を確保するための正当な行為だと言うわけです。

説明されても釈然としないのだが、日本の法律も欧米キリスト教国のこうした考えから影響を受けていると思われます。

 

検察から脱出しても罪にならない

次に警察署などからの逃走、いわゆる脱走とか脱獄ですが、日本でもたまに発生しています。

実は警察署の中とか検察とかでは、手錠をかけず紐で手を(緩く)縛っている事が多い。

看守や警察官、警備員の目を盗めば、逃げ出す機会を見つけるのは不可能ではありません。


上手くやれば手錠なしで脱出する人も居るわけで、その後はテレビで報道されて大捕物になります。

神奈川県警に逮捕され、横浜地検川崎支部で取調べを受けていた容疑者が、2014年1月6日に脱走する事件がありました。

全国テレビで報道され警察官4000人、車両850台、ヘリコプターなどを動員し、1月9日にやっと身柄を拘束しました。


プロ野球のダルビッシュに似た20歳の容疑者は、徒歩や友人から借りた原付で逃げまくり、雑木林で確保された。

だがこの容疑者も脱走した事は罪にならないとして、刑が加算される事はなかったようです。

日本には逃走を禁じた「逃走の罪」があるのだが、立件の条件がかなり厳しく適用されなかった。


逃走で罪になるのは「器物を破損して逃走した時」「看守などを暴行または脅迫」「2人以上で共謀」のどれかが必要になる。

ダル君は自分で腰縄を外し、走って逃げたので器物破損や暴行などをしていませんでした。

逃げ出した後、友人と出あってスクーターを借りたが、事前に準備したのではないから共謀にもあたりませんでした。


このように逃走やひき逃げで起訴したり有罪にするのは、今の法律では難しいのだった。