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たこ焼き屋だらけの大阪 たこ焼き屋は儲かるのか?


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繁盛店は毎日数百個売る

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たこ焼きの街

大阪は本当にたこ焼き屋が多い街で、道頓堀周辺では電柱ごとにたこ焼き屋が1軒あるほどです。

よそから来る人は一体何故こんなにたこ焼き屋ばかり並んでいるのか不思議でしょうが、住んでいても不思議です。

こんなにも多くの店が無くても、一軒の大型店で大量生産、大量販売しても良さそうです。


そうならない理由の一つは保存しにくい食材な事で、冷凍食品やスーパーのたこ焼きの不味さで分かります。

たこ焼きは、ふっくら膨らんでいて、外はしっかり、中はジューシーでなくては成らないので、保存出来ないのです。

冷凍や冷蔵にすると完全に食感が変化してしまい、ただのべチャべチャの小麦粉団子になります。


もち帰る事はできるが数時間後にレンジでチンすれば、やはり似ても似つかない別な物に変化します。

この劣化の速さが大型店と大量生産の障害になっていて、全国的な普及も妨げているようです。

日本中でたこ焼き屋という商売が成立するのも、大阪以外ではあまり無いでしょう。


大阪以外の人は劣化したたこ焼きしか食べた事が無いので、たこ焼き=美味しい物という認識を持っていないからだと思います。

大型店や量産が難しいので機械化も進まず、100年前と同じ方法で、祭りの屋台方式で作っています。

通説では明治時代、東京に生まれたもんじゃ焼きに大正から昭和時代、丸くして肉やタコを入れたとされています。

 

たこ焼き開業はもうかるか

たこ焼き屋には2種類あり、移動式の屋台と、敷地に店舗を構えた固定式の店に分かれます。

屋台を開業できる良い場所は、既に先住者が抑えているので、今後道頓堀とかで屋台を開くのは困難でしょう。

従って普通の店と同じようにビルの一室を借りるなどして敷地を用意する必要があります。


場所を用意して器具を揃えたり開業準備に最低でも数百万、1坪でもたぶん200万円以上は掛かるでしょう。

屋台だと200万円以下でできるでしょうが、希望の場所で出店が許可される事は、ほとんど無いでしょう。

開業までに200万円かかり、従業員は自分ひとりで月5日休むとします。


道頓堀の繁盛店では毎日500個売れますが、開店したばかりで固定客なしだと50個から100個というところです。

400円のたこ焼きが毎日100個売れると月100万円の売上になり、材料費4割と固定費10万円を引いて50万の儲けになります。

ですが新規開店では一日50個売れれば良い方なので、同じ計算で20万円の利益になり、これが店主の給料になります。


だが開業資金200万円を回収するにはこれでは数年かかってしまうでしょう。

一日50個の売上ではバイトしたほうがマシで、従業員を雇うなどは不可能です。

一日75個でなんとか儲かるようになり、100個ならバイトをやとってもやっていけるでしょう。


やってやれない事はなさそうなのだが、軌道に乗るまでは厳しいと分かります。

だからたこ焼き屋は出来ては消え、消えてはまた出来るのでした。