ミトラのブログ 秘境と異世界

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都会の乗り物のコスト 自転車年1万、小型自動車年100万?

都会ではバイクを道端に止めるにも金が掛かり、「最初の1時間無料」などの甘えた制度は無い。

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http://www.jmpsa.or.jp/prg_img/img/img2015110911101118773100.jpgより引用

 

都会で自動車を持つリスク

大阪のような都会に住んでいると、乗り物を買う選択肢が地方よりも狭まる。

地方は自動車を買わないと行動できなかったりするが、逆に都会では自動車を所有するのは一大事である。

良く考えないと予想外の出費が次から次に発生し、年収が実質100万円減るかも知れない。


まず大阪あるいは東京の中心部で『車を所有するリスク』について考えてみる。

コストでも良いが、リスクの方が真に迫ってくるので、どれほど危険で無謀かを計算してみます。

全国どこでも同じ費用を先に出してしまうと、軽自動車で約24万円、普通車で36万円になります。


内訳は「ガソリン、自賠責、任意保険、車検準備、自動車税、重量税、消耗品」で節約は不可能です。

ガソリンはわかり易く年10万円で、115円/Lとして年870L、月に72L、燃費が15km/Lなら毎日36km走れます。

月に1000kmちょっとが日本人(男)が走行する平均的なペースらしいです。


加えてここからは「都会費用」ですが駐車場代が安くて年24万円、ちょっと良い所で36万円、もちろん屋根なしです。

ちゃんとした屋根がついていて防犯カメラや警備員付き地下駐車場とかだと、もっと高くなります。

そして肝心な「車両購入費用」が今は軽の新車が150万円、小型車で200万円はするでしょう。

 

小型バイクの年間コスト

5年間乗るとして軽で年30万、小型車で年40万から50万にはなります。は

これらをざっと合計すると、軽で安い駐車場として年78万円、小型車で高い駐車場だと年122万円かかります。

軽の駐車場代を安くしたのは、軽の方が狭くても良いなら、安い駐車場を見つけ易いからです。


かりに中古の安いので済ませるとしても、軽で年58万円、小型車で年90万円近く掛かるでしょう。

良く考えずにカッコイイ普通乗用車とかを買ったら、それだけで年収が100万円減るのと同じになります。

次に自動車より易い乗り物のコストを計算してみます。


都会で重要な交通手段になっているのが小型バイクで、原付(50cc)か125ccが多いです。

原付は2輪免許が不要だが、制限速度30km/hで2段階右折なので、違反を切られ易い。

125ccは2輪免許が必要だが、税金等は原付とほぼ同じで、違反を切られにくいので実質安くなる。


加えて原付と同じ大きさで排気量だけ違うタイプを選べば、原付用駐輪場を利用できる。(許可が必要)

では125cc以下のバイクはいくら掛かるかというと、法定費用が年5860円になります。

これにガソリン代年3万円、任意保険に入ると1万3000円、タイヤがパンクしたり年5000円くらいを見ておきます。

原付でも125ccでもコストはほとんど同じです。

 


自転車の圧倒的な優位性

合計5万3860円ですが、都会の中心という想定なので駐輪場月3500円を支払い9万6000円になりました。

これに車両購入代が加わりますが、中古なら10万円で買えて3年は乗れるので、年3万か4万も見ておけば良いです。

こうして全ての費用を含めると125ccバイクの年間維持費は約13万円になりました。


もちろん任意保険は入らなくても良いし、マンションに無料駐輪場が付いていたら、半分の約5万円で済みます。

毎月5千円から1万円を払う感覚で、毎月5から10万払う自動車よりも、かなり安くなりました。

もう一つの乗り物が自転車で、こちらは年1万円で済みますが、遠くに移動するにはバスか電車を使う必要があります。


だが自動車もバイクも、都会では出かけた先で駐車料金が必要で、バイクでも駐輪料金が掛かります。

バスも電車も乗車料金しか掛からないので、コストの優位性は代わりません。

自動車を自転車に変えるだけで、都会では年間50万から100万円も違ってしまうのでした。