ミトラのブログ 古墳と異世界

古墳、異世界、旅、マネー


大衆は必ず投資を間違える それは選択肢が多すぎるから

選択肢が多いと脳は混乱し、正しい判断が下せなくなってくる

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http://pinz.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_f79/pinz/KIMG0448_R-6d4ac.jpgより引用

 

絵に描いたような失敗

投資でも競馬でも買い物でも、大衆は必ず間違えるといわれています。

競馬ではどの買い目を買おうが必ず負けると分かっていますが、さらに絶望的な買い方をする人が居ます。

投資でも後で考えれば「なんでこんなのを買ったんだ」と思うような買い方をする事がある。


例えば自分は2007年の6月ごろ、為替投資で円高になると予想し、ドル売り円買いをしていました。

その年の7月頃から円高になり始め、リーマンショックを経て1ドル76円をつけました。

さぞ儲かっただろうと思うでしょうが、実際に円高が始まると、なぜか自分は円売りを始めました。


チャートを分析したりアナリストの本を読んで勉強すればするほど、「ここで底だ」と思えてきました。

何の事はない、円安が進んでいたときに円を買い、実際の円高が始まると、今度は円を売ったのでした。

こうしてサブプライムショック、リーマンショック、3.11ショックの為替投資は惨憺たる成績に終わりました。


同じような行動を取ってしまった人は世の中にかなり居たらしく、数百万円とか、最高で一晩に5千万円負けた人を掲示板で見ました。

幸いにも自分が負けた金額は、彼らより何桁か少なかったので、今こうして生きている訳です。

その後は少し利口になり、2013年からのアベノミクスでは正しいトレードをして、いくらか取り戻しました。

 

AランチとBランチ

全てが終わった現在から見ると、2007年頃の投資では「売り」以外に正しいトレードは有り得ないと分かります。

為替ならドル売りだし、株や先物でも売るしかありません。

今の自分がもし2007年の状況になったら、投資信託の為替ヘッジ投資をするでしょう。


海外投資は円高になると目減りしますが、為替ヘッジ付きは、為替差損が発生しないように、自動的に調整してくれます。

人はなぜ間違った判断をしてしまうのかですが、選択肢が多すぎると、脳は自動的に間違えるのが分かっています。

簡単な話、お昼にAランチとBランチがあり、明らかにBランチが得だとしましょう。


Aランチ700円、Bランチ500円で中身はあまり変わらないというようなメニューです。

この状態ではほとんどの人がBランチを注文しますが、Cランチという頭を混乱させるものを混ぜると、違う結果が出ます。

内容はBランチ程度で、値段はAランチに近いCランチを混ぜる事で、注文がABCに分散するのです。


選挙でも「妥当なAと冒険的なB」では殆どAに投票するが。ここに「どうしようもないC」を加えると、それぞれに票が分かれる。

投資でも単純化すれば「上がるか下がるか」2つの選択肢しかないのに、アナリストの説明を聞くほど、選択肢が増えていく。

混乱したときに良くやりがちな行動の一つが「元の場所に戻る」ことで、迷子の子供がやるように同じ場所をうろうろします。

 

選択肢が多すぎると、一番下らない物が良く見える

混乱すると元に戻ろうとするのは人間の本能で、自分もまんまと引っ掛かり、「相場は戻る」方に投資したのでした。

このように選択肢が多すぎると脳は混乱し、自動的に間違った選択をするようになります。

メニューが多すぎるレストランとか喫茶店がありますが、何が良いのか分からなくなり、大抵は「もっとも下らないもの」を注文します。


今まで日本は円安だったが、これからは円高になるだろうと言われています。

円高になると日本株は売られ、土地価格なども下がり不景気になります。

色々な情報に振り回された挙句、もっとも下らない物に投資するのは避けたいものです。