ミトラのブログ 秘境と異世界

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貧困スパイラル 貧乏はお金がかかり、無駄な支出が増える  

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http://livedoor.blogimg.jp/kenji4445/imgs/f/a/fad2c220.JPGより引用

 

お金が無いと、むしろお金がかかる

結構前にアメリカで事業に失敗し借金を抱え、無一文になってしまった体験談がネットに載っていました。

そこには「貧乏はかえって金がかかる」と書かれていて、なるほどと納得する事が多かった。

今は立ち直ったようですが、アメリカでの貧乏生活で何が起きたのでしょうか。

 

お金がないので安い物を毎日買うが、まとめ買いできないので結局高いものになってしまう。

例えばディスカウントショップで野菜ジュース1ケースは60円で売っていますが、一個では100円します。

何でもこんな感じで、貧乏であるため1個ずつしか買えず、トータルでは1.5倍も多く支払う事になります。


安い食べ物というとインスタント麺で、アメリカでは20セント(約25円)ですが、やっぱりまとめ買いの方が安い。

内容も問題で、安い食べ物はいくらでもあるが、どれも栄養分は最悪で、確実に身体を壊します。

例えば売れない芸人がずっと売れ残りのパンの耳だけ食べたという体験談が良く在りますが、バランスもへったくれもありません。


売れない芸人は若いから数年はそれで生きれるが、30代とか40代なら病気になるでしょう。

病気になると病院に行く事になるが、アメリカでは病院に行くのは富裕層だけで、庶民は我慢します。

現在はアメリカでも国民保険のような制度ができたが、その頃は無かったので、ひたすら耐えるだけです。

 

働くのにもお金が掛かる

アメリカの病院は入院一日当たり平均100万円など、考えられないほど高額なので、手術をしても皆日帰りで帰宅します。

お金がなくて食費を減らしたのに、病気になると支払えないほどの借金を、新たに背負ってしまいます。

彼は運よく深刻な病気にならなかったが、食生活を改善しようとすると、食費が急上昇します。


ラーメンが20円でも中にキャベツや卵を入れれば何倍にもなるので、我慢して耐えるしかないのです。

長期的には損をすると分かっているのに、今お金が無いために、無駄な消費をせざるを得なくなります。

生きる為にはまず住む場所が必要で、家賃の支払いが最優先になります。


電気がなくても生きれるし、水道やガスも無くて良いので、家賃だけ払い次に食費にまわします。

さて生きるために働かなくてはならないが、働くにもお金が掛かってしまいます。

アメリカでは一部の大都市中心部を除いて、自動車を所有しないと働く事ができません。


そこで一番安い自動車を買いますが、安い自動車ほど良く壊れてお金がかかります。

ここでも先々損をすると分かっているのに、今お金が無いので安い車しか買えません。

そして働くには「服」が必要だが、お金がないので買えなかったそうです。

 

お金が無いためにお金を取られる

何ヶ月も同じ服と同じ靴で過ごし、ホームレスみたいな恰好で駐車場整理をしたそうです。

着て行くちゃんとした服がないので企業の面接にも行けず、収入が低い不安定な職にしかつけません。

やがて周囲の人は「だらしなく不潔な奴」として遠ざけられ、社会からも孤立していきました。


お金が無いので洗濯機を買えず、コインランドリーにも行けないので、汚く臭い服を着るしかありません。

お金が無い事による余計な支出で最悪のものが、借金の金利、手数料、延滞料だそうです。

お金が無いからお金を借りるのに、金利という罰金が付いて、さらに様々な名目の「罰金」が加算されます。

 

お金がある人は、翌月一回払いで金利なしでカードを使えたりするが、分割するので年20%近く金利を取られます。

さらにお金が無くて支払いが遅れると遅延損害金などを取られ、手数料数千円も加算されます。

お金が無いから借りているのに、お金が無いために借金がどんどん増えていくのです。


さらに複数の会社から借金して、借りた金で別な会社に返済するようになり、最初の借金の数十倍にまで膨らみます。

お金のやり繰りのためにA銀行とB銀行で小額を移動させれば、その度に数百円が減り、これが身を切られるほど辛い。

こうしてお金がどんどん無くなり、自動車の登録料や家賃が払えなくなるのも時間の問題です。


無登録車を運転した罪で警察に出頭命令が出て罰金も取られ、もう踏んだり蹴ったりという状況に陥りました。

この状況から文章を書く仕事を得たようで、今は(たぶん)もっと良い生活を送っています。

お金が無いために節約し、もっとお金が無くなるというのは日本でも共通しているようです。

大阪には某有名な地域がありますが、そこでは一度お金が無くなってしまった為に、貧乏から抜け出せなくなった人を大勢見かけます。